本日のデッサン教室50回目

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本日のモチーフはパンジーの花、ナゾの根菜、クルミ2個。
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今日は自分の画材を買ってきてそれで描きました。不透明水彩です。やはり借りてた安物より上手くかけるっぽい。絵の具の発色もいいし、筆も新品だから細かな塗りわけが可能なりや。「弘法筆を選ばず」とかいうけど、ありゃ迷信だな。つーかこのことわざ使う人間に限って、クリエイター系じゃないような気がしてきたよ。基本的にガキにしょぼい道具を押し付ける親とか学校の先生、もしくは設備投資を渋る経営者だな。何事も上手いやつが良い道具使えばもっと良い結果がでるのは当たり前だ。そして上手いやつがしょぼい道具使っても良い結果がでるのも当たり前。けどそれは、所詮しょぼい道具なりの成果だな。
しかしまぁ、逆にヘタクソなやつが道具に頼りまくって画材や教本を集めまくるってケースはよくある。ほんとよくある悲惨なケース。最初の半年は俺も2週間に1回教本買ってたもんよ…。
そういや前回体験入学に来てた人で、アニメーターのおねえさんがいました。その人はアニメーターの中では下級兵士的な動画マンだそうだったのですが、なんかすごかった。
デッサンを始める動機は「絵を描くときどこに影を置いていいか分からない」。絵の「影」というのは、その手の感覚が身についていないときれいに置けないものです。特に光源(ライトの位置)が左斜め上以外、もしくは複数などになると特にそう。この手の感覚を身に着けるのにはデッサンはとても効果的です。
でもこの人プロのアニメーターなんだろ??中学生みたいな悩みしておかしくね??
なんて思ってたら
まぁこんな事言うのもどうかと思うんですけど…一番最初に練習する「立方体」が台形になってた。なんかどっかの古墳みてーな感じか。
普通立方体といえば、算数の時間にならったサイコロの描き方を応用して、最低限誰でも四角形になるはずなんだけどなー。あんたその腕でアニメーターやってて大丈夫かよ。つーかてめーが作画崩れの元凶か!?もっと鍛錬しろ!!しばくぞー!!またしゃしゃりでてきとるよー!!…ひょっとしてアニメーターって誰でもなれるのかしら?そういや鈴木みその「銭」にはアニメスタジオは慢性的な人材不足だと書かれてたな…。
その人、今日行ったら来てませんでした。別の日に来てるか、デッサンやらない事にしたのかな。後者だとしたらだめな子だなあ。そんなだからへたっぴなんだよ…もっとがんばろうぜ。無職のおれもがんばるからよォ。
で、そんなの相手にしても「うん、初めてにしては上出来です^^」とか普通に言ってた美人先生は悪魔族だと思った。

2件のコメント

  1. 弘法筆を選ばずという意味は
    筆を目の前に置かれたらどんな筆であっても素晴らしい文字を書くって事で
    つまり、本当に実力のある人は、道具のせいにして、作品ができなかった理由にはしない。
    実力のない奴に限って道具(周囲の状況)のせいにするという意味であり
    決して良し悪しに対して無頓着という意味でも、道具の性能と作品が無関係という意味でもないよ。
    空海自身、良い書には良い筆を使った方がいいと言ってるしな

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