[アイマス紙芝居製作日記] 夢の飼い主 制作悲話

動画本編はこちらになります。
関連記事 コンテ・設定画・読み込みアニメ

このスローテンポな作品をニコニコで発表するからには、
まず最初に奇抜な導入で視聴者を引き込んで味方につけねばなるまい。
退屈をした視聴者は席を立つばかりではなく、冷めたコメントまで
残していく可能性があるからだ。そうなったニコニコ動画はどんどん悪循環に陥る。
さて、そのような狡猾なる計算に基づき作られた「にょきにょき生えるロゴ」であったが
だ…誰もそれに対するリアクションをしていない…!!!
陰惨とした制作悲話は「続きを読む」からどうぞ！

夢さん。本来の歌詞からすればこれは犬を思わせる
ペットのような表現なのですが、千早の持つキャラクター性と
絵にしたときの印象を考えて、人型にしてみました。
というか、それを思いついた時はじめて「作ってみようかな」と思ったので
この紙芝居の原点とも言えます。

千早さん、精神と時の部屋でボーカルレッスンとはいいご身分ですねぇ。

動画編集時のアドリブでアップを入れてみました。

白いですがあまり小さくはないです。
サイトが403で見られない人がいるそうです。
ひょっとすると攻撃の踏み台にされてたサーバーとかの巻き添えで
ムホホサーバー管理人さんがアク禁しちゃったのかも。
しゃどPにはどうする事もできません…すいません…
しかもこの文章読めなくてすいません…


ちょっと警戒しつつ、ふれあったり



先ほどは人型にする事での演出的メリットなどを
語ってみましたが
ぶっちゃけこの百合っぽいシーンが描きたかっただけとも言えます。

バンプは歌詞がいいですよね！

ここから現実世界、彼女の日々は夢をもったことでかわったのです。
それにしてもこの765プロ事務所、手抜きである。
これで十分な気がしなくもないですが、ゲームからキャプチャーした写真の模写でもして
もうちょっと派手な画面にしたほうがよかったかもしれません。



この辺は普通にアイドル業務かなと思いました。

アレレ？なんか雲行きが怪しくなってきたぞ…。


アイマス紙芝居でもなんでもそうだと思うんですけど
人を喜ばせるのが最大の目的であるのは間違いないと思うんですが
評価される事での”賞賛”そのものにしがみつき始めると自滅が始まるんですねぇ。
大切なのは芸術そのものを愛する心なのではないでしょうか！
この動画の作者も、Kからの落差でそれを身をもって知るはめに!!

こういう写真週刊誌ってカワイイグラビアの上から
物騒な見出しが書いてあったりして面白いです。



夢の飼い殺しが始まります。

ここは結構お気に入りです。バン！とアザを見せる演出。
歌詞、口ではそういっても絶対寂しい感じですよね、これ。

実はこの手前の千早は失敗してて変になってます。
でもガウスをかければ問題なし！巧みの技が光ります。

というかこのカットもそうなんですけど（以下略）
眠いとき無理して描くと、後から見ると変に見えます。睡眠不足はいい仕事の敵だぜ。

バンプは歌詞がいいんですが、今回はちょっと
この歌詞だけ表示の術を多用しすぎた感もあります。


でろでろに。フォトショのブラシを工夫したら簡単にグロいもんが描けちゃいました。


下半身が溶けてるってのは突拍子もなくて、変というかチープに見えそうで心配だったんですが
カメラのピントをずらす演出でどうにかできました。


差し伸べた手をシカトされたら悲しいですよねぇ。

キラリと光る涙。
呪いとかでグログロになった美少女怪物の涙ほど美しいものはないですね。（変態）

間奏直前のウォオ～がいいですね。狼の悲しい遠吠えのようです。


読み込み千早。なぜラッパなのか？よくわかりません。
途中体調不良で発表延期になり時間が余ったのでこのシーンは追加されたのですが
もっともらしい理由を考えている時間がありませんでした。
とにかくギターのぷわーんにシンクロしてて気に入ってます。
全体的に大人しい作品なので、せめてロード中くらいは
萌え萌えにしておこうという作者の配慮がみられます。
「で、でたーお家芸」みたいなコメントがついたのがちょっとうれしかったです。


この後でまた涙を落とすので、泣きそうな顔だけにしました。

触る、というのは多分もとの歌詞的には
実際に触れるんじゃなくて、夢ってなんだろなーって考えても
あまり面白い物を思い描けなくなっている、とか
そういう感じなんでしょうね。
そういう部分をがんばって想像してください！お願いします！（懇願）


服を着てたらどろどろが隠れちゃうので、脱がすのは首輪にしてみました。


色々なしがらみを取っ払って、本来あるべき夢の形を思い出すんですね。

ここは最初、アイドル業務とかの回想シーンにしようかとも思いましたがやめました。
アイドル業務そのものは夢のいい部分であり、それを回想させると混同しそうだったからです。

最初は「よーし腐り神の除霊シーンみたいな派手なの描くぞ！＾＾」とか息をまいていたしゃどＰでしたが
途中で厳しい現実を知りました…。しかしまあ、こんなもんでもいいでしょう。

夢のカタチは自在ですよね！

翼ぶわっ

翼ぶわっカットとこのカットの繋がりが弱くて困ってたんですが
羽を散らしてそれをゆっくりフェードアウトさせることで解決しました。

縛るものがなくなったので、どっか飛んでく
と見せかけて

帰ってくる。

自分でそう決めたからさ。
この鳥さんは、蒼い鳥のようですが蒼い鳥ではないですね。
あれはどっか飛んでって帰ってこない鳥ですｗ
千早なのと、自由のイメージで鳥にしました。


2ヵ月後、ステージには目を輝かせた如月千早の姿が！

いいんだよ～。



暗闇塗り＞ライトアップ塗り＞ホワイトアウト
の順で入れ替わっていきます。

最後は、OPをリサイクルしてお洒落にまとめました。



この最後のブラボータイム（しゃどP命名）がいいんですよね！
なので「おわり」が出るまでの時間を長くしてみました。実は計算通り♪
＠作ってみての感想
よーし、みんな目をつぶれ～
この中でしゃどPが
夢の飼い主がKより人気でなくてショックを受けてるだろうな…ふふ…
とか思うやつ、手を上げろー
はい、受けました（ガーン）
でも、いいんだ。大好きな「夢の飼い主」と、夢に向かってがんばる千早が描けたから！
次もまたBUMPでやりたいですね。けど、その前に紙芝居Pを主人公にした漫画を描こうと思ってます。
ですので2ヶ月くらい先になるかもしれませんし、ひょっとしたらそのまま漫画熱が盛り上がってしまったりも…。
次回作はごゆるりとお待ちください。