[アイマス紙芝居製作日記] CENTURY COLOR 恐怖の没原画展

はい、今回は特に一生懸命作りこんだので
何度も何度も同じカットを描き直したりしていました。
本日はその一部分を皆さんの目にごらんに入れましょう。
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整形前→整形後
Yes!!高須クリニック!!!

オーデ審査待ちの千早

顔がふとましい。

脂肪を吸引してみた（整形失敗）

いっぺん死んで生まれ変わった（コミスタから描きなおした決定版）
下手になってしまった絵の著しく変な部分を増やしたり減らしたりしても
結局骨格からおかしければ別の変な絵になるだけなので
ブサイクは整形なんてしないでいっぺん死ぬのが効率的です。
この絵も顔だけ描きなおしたのでなんとなく流れが不自然です。
体にあわせて顔を描く事になるので若干むずかしいです。
しゃどPにとっての良い絵というものは
トントン拍子にほとんど一発で描けるものが多いですね。

没合格シーン。千早と春香の等身が低いです。
最初、もっと「カメラ上から」の視点の絵で
MAの雪歩みたいなポーズしてるやよいがいて
千早に抱きついてるのは春香だけだったのですが
そのような迫力のある絵は角度のついた絵が苦手なしゃどPには無理でした。
この没絵のちはるは「上から」のつもりで描いたものです。
あまり上からになってませんし、バランスがおかしくなってしまいました。
やっぱり「カメラ横から」の絵だったということにして
そこに後からやよいを追加したものの、このちはるおかしいぞって事になって
結局ちはるも描き直して決定版になりました。

さてこのレッスン風景、何かがおかしくないでしょうか？
背景のガラス向こうの廊下のパースが異次元入ってます。
このような高次元？な不自然さは描いている最中本人は気づかないものです。

これは没絵ではないんですが、社長の机に落書きがしてあります。
動画ではキャラに隠れて見えなくなってしまいました。
　
調子が悪かったとだけ言い訳させてください
恐怖の福笑い現象

一番最初に描いた絵で、調子が悪く
なんかヘンです。全体的にずんぐりしています。

一度目の整形を経たもののやっぱりヘンです。

！？
整形失敗を繰り返していると
マイケルジャクソンの気持ちがよくわかります。

「馬鹿と不細工を治すにはいっぺん死ぬのが良いですよ～、プロデューサーさん」
絵を描いてるとき、壁に当たるというか突然調子が著しく悪くなり
描いても描いてもへんな絵になっちゃって
発狂寸前までいった時ふと前より上手くなった（ような気がした）りします。
個人的にこの手の現象は、絵の感覚が内部的にレベルアップしたものの
手の方がそれに最適化されていない心と体の不一致から生まれる
のではないかと思っているのですが、どうでしょうか。
飛行機に例えれば、それまでプロペラ機の操縦が得意だった人を
いきなりジェット機に乗り換えさせるような感じで
慣れるまではかえって効率が悪くなる、というようなイメージです。
実は上手くなってるんですけど、その上手い自分を乗りこなせないのです。
まあこの手の話は「だからどうした」という物ですし
人それぞれ「こうにちがいない」と確信している
お絵かき原理（どうしても反証性が伴わないので非科学的）がありますので
議論しても無駄であると思われますし程ほどにしておきましょう。（要するに言い逃げ）
今回は最初に「出会いパート」（Pが紹介～ハイタッチまで）を描いて、次に
一番最初のキャラ紹介アニメを描いたのですが
その辺りから少しずつ調子がよくなっていった感じでしたね。
ただ今回は本当に没絵が多くて、作業が思うように進まなくて
精神的にかなりきつかったです。
日曜のアップ直後とか本当に体調を崩しちゃって
熱が出て便所で吐いちゃったりして
サルモネラにやられたとばかり思ってたら、動画が軌道に乗ったところを
見届けると体調が回復したりしました。これまでもアップ前後緊張して
胃が痛くなるような事はありましたけど、あんなのは始めてでした。
ああ、それにしても、お蔵入りさせた失敗絵を晒すだなんて
絵師としてこんなに嫌なエントリーは無いね。胃が…痛くなる…。
それに万が一「没絵のほうが魅力的ですね」なんて言われたら？
言われたら言われたら言われたらあああぁあああ！？！？
思っても言わないであげてくださいね。