お待たせしました。
人材派遣会社にハケンされた派遣勇者と
本物の勇者がいっしょに魔物退治をする漫画です。
以下、作者の執筆感想文です。
@シナリオについて
俺は子供の頃から「正義の味方」という物に疑問を持っていました。
アンパンマンよりバイキンマンが好きな子だったんです。
なぜかというとアンパンマンはバイキンマンの顔見るだけでいつも
「バイキンマン!また悪さをしているな!」とか言って殴りかかるからです。
それが正義の味方のやることか!?だいたい、正義の味方はなんでも暴力で解決します。
まぁバイキンマンも結局悪さをしているんですけど、なぜ悪さをしているかというと
みんなにハブられて仲良くしてもらえない(&できない性格)だからじゃないですか。
バイキンマンだって可哀想なやつなのに、表面的な鉄拳制裁で済ます
物語の子供っぽさというか、分かりやすい勧善懲悪というようなのが嫌いだったんですね。
(あと誤解なきよう弁明させて頂くと、バイキンマンが好きだったのは
自分も除け者だったからではなく、暴力じゃない、知力の結晶である
メカで戦うインテリである点に好感を抱いたからです。本当です!信じてください!)
そういう気持ちは今でもあって、魔物役の妖精さんも完全には悪くない、というシナリオにしました。
あと、こういうちゃんとした世界観を持った作品を0から作ったのははじめてなので、ありがちでいいから
キャラクターに合わせた普通な展開にして、横着はしないようにしました。
とりあえず、自然な感じのストーリー展開になっていれば良いのですが、どうでしたでしょうか。
@キャラクターについて
派遣勇者のウィルくんは意志薄弱で勇気がなくてヘタレですけど、
そのぶん魔物にも情けをかける優しさを持っています。
最終的に勇気を手にするような感じですが、勇者にまで立ち向かうとか
初勝利にラリってるとしか思えません。勝つという前提条件をまた忘れています。
でも、自分より弱い悪を成敗するより、自分より強い善を成敗する者こそが、本当の勇者なのではないでしょうか。
どのみち勝っても犯罪者なわけで、まさに正義に殉ずるという感じです。これを現代ではテロリストとも言います。
ただ、妖精にそこまでして味方する説得力のある説明をもうちょっと上手く表現できたらよかったかなぁと思います。
現状では単なるアホである可能性を否定できません。
ちなみに名前は、人材派遣会社のグッドウィルから来ています。
真の勇者のヒイロさんはまじめで有能で勇気がある真の勇者ですが、
子供の頃からの周囲の期待からか勇者の職務にとりつかれており慈悲の心に欠けます。
物語ではそれぞれの欠けた部分を保管しあう形にしようと思いました。勇気(ウィル)と情け(ヒイロ)です。
当初の設定では、真の勇者は死んでも教会で生き返り、派遣勇者は土に還るというのを
考えていたのですが、ウィルくんがヒイロさんに立ち向かうことにしたので没にしました。
あと、ヒイロさんのインナー?みたいなのは最初
クロス斜線トーンで鎖帷子みたいなイメージだったんですけど
潰れちゃってほとんどタイツみたくなっちゃいました。
妖精さんは、開発事業の被害者ならなんでもいいと思ってて
初期プロットではタヌキとかでもいいかなって思っていました。
けど、最近読んだ「ベルセルク」が大変面白かったので妖精さんにしてみました。
「もう殺さない」とか言ってますけど、既に何人も殺してるんだから
人間だったら間違いなく死刑になりますね。妖精さんは実に優遇されています。そういう意味でも
タヌキより可憐な妖精さんにしたほうが読者が感情移入しやすくなったかもしれません。
最後、3人の勇者の物語の序章だったという事にしたのは偶然そういう状態になっただけで、後付けの思い付きです。
でも、続きを作る予定は今のところありません。今後も「世界観を0から作る」事を練習したいです。
@作業期間
構想 数ヶ月前から少しずつ
ネーム 4日
下書き 7日
下書き(修正)2日
ペン入れ 16日
フキダシ・効果音など 2日
トーン 2日
合計 33日 くらい
今回は25ページという事でいつもより時間がかかりました。
ページ数が中途半端なのは1ページ間違えて多くネームを書いたからです。
平均作業時間は一日4時間くらいで、まぁまぁ怠けずにがんばれたと思います。
トーンがすごい早い気がしますが、凝った事をやるスキルが無いだけっぽいです。
アイマス紙芝居を作りまくったおかげで、当たり前のように一ヶ月単位で時間をかけて
ひとつの作品に取り組む事ができるようになっていますね。
1年前なら考えただけで顔面蒼白だったことでしょう。
@書いてみての感想
長いこと忘れてたけど漫画書くって面白い!と思いました。
でも森と蛇を描くのが大変でした。
骨は大変でしたけど描いてて楽しかったです。骨が好きです。
さて、最後までお読みいただきありがとうございました。
これで後ろめたい思いをしないでアイマス紙芝居が作れます。
次はBUMPのラフ・メイカーをやろうと思います。お楽しみに!
※この漫画は週刊少年ワロスに登録させていただいてます。
妖精は、股に穴が無い生態なのになぜ股を開いたのだろうか。
穴が無い部分を見せるということでは、人間が「抱いて!」といって腋を見せるのと同じではないだろうか。
実にエロい。
しゃど氏のまじめなまとまったマンガだ! 実にがんばっていますね。わたしも描かないと…。
一ヶ月単位で作業を設計できるというのはたしかな実力です。養ってるなあ。
おつかれさまでござった!
マンガ面白かったです。
オリジナルのマンガを描くのって、設定とか色々考えなきゃならないのが大変そうですね。
お疲れ様でした。また次の作品も楽しみにしています。
やっぱりタンスを漁ったり壷を勝手に割ったりはデフォですよね。。。
子供心に戦隊物なんかでたまにヒーロー側がピンチで次回に続いたりすると異様にワクワクしちゃったりしなかったり(笑
たまにはオリジナル物書いてくださいね!
漫画面白かったです
派遣君のこれからの成長を期待しております
後ヒイロさんに羽交い絞めにされたとき漏らしてますねww
真面目だ!
凄く真面目だ!
えろいけど
派遣君が空に透かされないことを祈ります
漫画おもしろかったです。
でも、ベルセルクを最近読んだって・・・
なんて遅いんですか!w
僕なんて 中学一年生の頃に読んでガッツとキャスカのセックスシーンでオナニーしてました。
自分の所属していた悪の組織が壊滅して
その頃の生活がもとでか体調が芳しく無いです・・・・
僕も勇者になれるでしょうか?
*匿名希望
>にらさん
あんた!もう変態はやめるっていってたじゃないかい!
こんなんじゃ死んだおとっつぁんに見せる顔が無いよ!
>たけるさん
ありがとうございます。
1ヶ月がかりでやれる事はやれるんですが
気づいたら精神的にかなり疲弊してたりします。
俺は限界を超えて空中分解するまで飛び続けるタイプのような気がします。
そうならないようになって初めて、
長期作業ができるようになった、と言えるのかもしれません。
>deric.wさん
ありがとうございます。設定もそうなんですけど
お父さんシリーズなんかはキャラを配置してコントするだけでしたから
よく考えると物語作りもほとんど初めてですね。
それにしては結構お話が纏まってるのは
アイマス紙芝居でBUMPの曲を分析したりしてるうちに
ちょっとは物語構成の技術が身についてたかな?という感じではないかと思います。
>ふぁいさん
宝箱だろうが金庫だろうが開けていきますよ。
カギかかってても魔法のカギでピッキングです。
ヒーローピンチはほんとわくわくしますよね
映画とかだと一旦は悪が勝つから大喜びでしたw
>ガンタタさん
ありがとうございます。
派遣君の物語は続きをやる予定がないのですが
そのうちまたファンタジー物が書きたくなったら
ひょっとすると書くかもしれませんね。
申し訳ありませんが、
続編はあまり期待しないほうがいいと思います。
女の人に組み敷かれておしっこ漏らすのは基本ですよ
>nothingさん
なんの穴に化けたかなんて言ってないもんね!
変な想像した人がエロいだけ!!
みんなの心の中に生きてる展開はちょっとやりたいですね
戦士はいつか死ぬものですし…くくく。
>どれっどくん
THX!
ベルセルクマジ遅いと思うよ
漫画は完結してから読むのが好きだから
もう完結してるだろと思って読んだんだけどね
まだしてなかったねwww
俺は最近梅毒少女がキメセクするシーンでオナニーしたよ
>匿名希望さん
お近くのハローワークに問い合わせて見てください
新しい悪の組織を斡旋してくれると思います。
コメちょっと遅いかな。でも構わん!
最近結構足繁く通わせてもらってるんですが、氏の描いた漫画を読んだのははじめてでした
素人が偉そうに批評をするものではないので、一言スゲー面白かったッス!とだけ言わさせてください
二次創作と違ってオリジナルは難しいですよね。わかります
この漫画を読んで、俺も創作意欲が沸きました。物書きですけど
ではこの辺で
これを機にちょくちょくコメントさせていただきたくー
ではー
コメントはいつでも歓迎です!
応援ありがとうございます。
いやぁオリジナルは難しいですね
目の前に道が全く無い感じがして足がすくみます。
今後ともよろしくおねがいします。