毎度おなじみテキストコメンテータリーのお時間がやってまいりました。
動画のSSに併せて、作品を解説してまいります。
画像は「あんたに笑顔をもってきたー」で美希が抱き付いたときのもの。
うごうごさせるため3枚分線画と塗りを用意したんですけど、
カメラアングルが動くのと、画像の変化も小さすぎて
あんまり意味なかったかもしれません。
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< 絵コンテ・高画質Zoome版 >
PNG素材(27.2MB)はこちらになります。
加工前の絵が見れたりそれを何かの素材にしたりできます。
今回は、スキルアップのためにAfterEffectsの機能を
できるだけ沢山使うという
乗車権・CenturyColorまで方針を転換し、使いこなせる範囲で
AEを手堅く使う事を念頭に作品を作りました。
結果的に新しい技術もいくつか取り入れたのですが
映像的なアイデアを練る、という事の大切さを思い出せたような気がしました。
ニコニコ動画(秋)になってから追加されたこのボタン。
投稿者コメントを色々考えたりするしゃどP的には
コメントをゆっくりと読んでもらえそうでとても嬉しい機能ですね。
動画の始まる瞬間がはっきりした分を、演出の計算に入れる価値もあるかもしれません。
本のページを自分でめくる感じがします。
ラフ・メイカーもKと同じく、イントロ無しでいきなり歌が始まるタイプです。
こういう曲は一工夫しないとスタートがぎこちなくなるのでは無いかと思います。
今回は青色にしたtinderbox 3 Oldfilmで泣いてる感じのする
エピソード0を挿入しました。
ののワさんって乳首無いんですね?
前まで、ののワさん描くと18禁だーって言われて
なんでだろうと思ってたんですけど、乳首描いてたからだったんだ。
イヤホン推奨とのコメントがありますが、そうだと思います。
BUMP OF CHICKENは曲を演出するために色々な音を駆使しています。
しゃどPはそこから意図を読み取り動画にしてます。
これはとても勉強になります。
いつもBUMPをスピーカーで聞いているという方は、
一度ヘッドフォンで聴いてみる事をおすすめします。
今回はマンガのコマ割みたいなイメージで、小さなカットインを多用しました。
このやり方はなかなか気に入っていまして、多分次の動画でも使うと思います。
律子で誰にも会えない顔ならこれ( 3_3)しか無いだろう。
顔の横の黒い雲がうごうご動いてます。
今回は、必要ならできるだけアニメさせるように作りました。
「シビれさせたのは 誰?」を見て感動して、同じようなのを
作るか!というとまぁ無理なんですけど、少しでも近づくため
限界まで手間を惜しまない作り方を決意したのでした。
線画をうごうごするところは、ペン入れの練習を兼ねて
コミスタで描くという制約がありさすがに真似できないので
代わりにコマ枠をうごうごさせてみたり、色々工夫してます。
最初は、あんなハイクオリティなもん見せられてショックで死ぬんじゃないの?
と思ったんですけど
絶対的に尊敬できる目標があると、逆に楽しいみたいです。
今までベジータのポジションだったのがゴハンにスライドした感じ。
ベルナール・リヨ3世さん、へぼピーナッPさん両氏には勝手に感謝しております。
最初のびたで、メガネをかけていつもの顔に、っていう
一連の動作を表現したかったのでこういう形になりました。
ほんとだ!アフゥ・メイカーだ!
コメントを見て初めて気づいたり、やっぱりニコニコ動画は面白いですね。
何気に白い息の「もやもや」がでてたりします。
美希を叩きだすような感じ。
今回から口パクを導入しています。
検索しても丁度いいtipsがなくて、試行錯誤したのですが
口パクは、だいたい「大口」「中口」「閉じ口」の3枚で表現できるみたいです。
「あ」「え」が大口
「お」「う」が中口
「い」「ん」が閉じ口といったところでしょうか。
中口から大口へ行くときに閉じ口を一瞬はさまないと、
ウワーォみたいな感じの動きになるので注意したほうがいいかもしれません。
このりっちゃん、製作日記でもアップしたんですが
若干赤ら顔が弱くなってます。
途中でブログにアップした絵は、リテイクされる事が多いですね。
やっぱり他人の目を気にするのは大切だと思います。
ここは、怒りつつも泣いてると思うんです。
タイトル。
しゃどPも昔流行ったFLASHでBUMPにはまったんですよね~
あの頃は絵も動画編集もできませんでしたから
うずうずしながら見てるだけだったんですけど、
最近はやっと念願かなって自分で作ってます。
ちょっと部屋が明るすぎたかもしれません。
| \
| (‘A`) ギシギシ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ アンアン/
このようにAEで文字を1文字1文字表示するときは
キータイプというプリセットを使うといいです。
しゃどPもよく分からないんですが、アニメータという項目の
キーフレームを、表示させたいタイミングに打って
必要に応じて%を調節すると、うまく行きます。
たとえば50%だと全体の50%まで表示、という事になるので
画像の場合「あの野郎まだ」の「だ」の辺りに50%のキーフレームを
打っているような感じだったと思います。その調子で一文字一文字
打っていって調整します。1文字ずつレイヤーを大量に作るより楽だと思います。
最近のBUMPも神だとおもいます!
ただ、最近のは作詞してる人の文学的なスキルが上がりすぎて
昔の曲ほど紙芝居にしたりするのは簡単ではないかもしれません。
しゃどPもそろそろ、難易度は高そうですけど、最近の曲をやりたいんですよね。
目のハイライトだけ別パーツにして、2コマアニメしてます。
4種類のフォントを繰り返す事でうごうごっぽくしました。
テレビ東京のカンブリア宮殿のOPを見て真似した感じです。
ここ、コンテでは美希と律子の出てくる順番が逆でした。
動画にする段階で、なんとなく単調だったので逆にしました。
うーん、「こんなモン呼んだ」はちょっと思いつかなかったので
適当にやった感じがあります。
泣くじょ!
AMCGを繋ぎに使いました。
モーフィングと☆。
今回は2Dゲームとかでよく使われるこのような処理を多用しました。
パーティクルを繋ぎにしたオブジェクトの入れ替えです。
しゃどPが、AE面で目標にしているPさんに慈風Pがいます。
今更説明不要なほど有名な方ですが、氏の作品には
毎回新しい面白さがあって驚かされます。
その慈風Pさんの愛よりも青い海の最初のほうにあるやつを真似て
ayato@webのこちらの記事も参考にし、作りました。
スーパー実写タイム!
今回、ブルーバックを綺麗に抜くため
実機映像を高画質で録画する必要があって
必要に応じてテクノロジーは進化し、高画質での録画が可能になりました。
ハイデフの持ち腐れ状態だったMonster-Xがついに
活かされる時が来た感じです。
ちなみに原因は、動画と音を合成する?らしい
AVI MUXをhunuaaではなくwindows標準装備の物を使っていたせいでした。
ぶっちゃけこの実機キャプが一番大変でした。
振り付けは全部THE IDOLM@STERです。
個人的にこのパートを皿踊りと呼んでいます。
あとこの後のパラパラっぽいやつをリアル友達の岩村くんが
「小力パラパラみたい」とか言うからそうとしか見えません。
ホワイトアウトして、しばらく白い画面が続きます。
乗車権でも似たような感じのが間奏の直前にありますね。
この辺からチンチン冬っぽい音がなり始めます。
これは雪だな、と思いまして、白い雲を付きぬけて雪景色の東京にしました。
ほんとはもっと映画のスカイクロラみたいにしかったんですけどちょっと上手くいきませんでした。
友情出演:如月千早
千早、あまりにも面白いからタグロックしちゃいましたよww
カットインを使えばあまりアニメさせずとも演劇みたいな雰囲気がでますね。
このトェェェイはもっとジブリアニメみたいに綺麗にアニメさせたかったんですが
動画の中割りがへたくそなので上手くいかず、半分モーフィングに頼りました。
ちょっとがんばってパースの三点透視図法を使いました。
実戦運用はほぼ初めてなせいもありますが、ところどころおかしいです。
特に消失点が近すぎるような気がします。
これは、実際に水圧があって物理的にドアが
開けられないのではなく、精神的な問題で手が動かないんです。
それを水圧などと表現するとはおしゃれすぎます!
ここは、上向きから俯きにいく過程をアニメさせる予定でしたが
上手くいかなかったので、ぼかしでごまかしました。
いいですね、この不吉な感じ。
背景はフラクタルという動く雲を自動で生成する機能を使って
ホラーゲームのメニュー画面みたくうごめいてます。
「今更俺一人おいて」では回想を使いました。
素材を再利用できるし、短時間でたくさんの絵を表示できるし
回想はいいですね。ただ使いすぎるとガンダムSEEDみたいになりそうです。
あえて、ここでがっかりさせるんですね。
起承転結の転でしょうか。
ここで再度ラフメイカーを敵視させることで、
その後の仲直り展開が生きてくるわけです。
実はこの鉄パイプ振り下ろしのアニメで、頂点の絵だけ
鉄パイプを握る位置は今にもすっぽ抜けそうな端っこくらいですが
頂点の次では1コマ目くらいの余裕のある握り位置になってます。
虎眼流、星流れ。でもないな。なんだこれは。作画上のミスです。
シャターという機能で割れたガラスを表現しました。
なんとなく765って部屋番号に書いたら、7階という事に!
このシーンはAEの3D機能を使っております。
背景と美希の間に若干の距離を設定し、カメラのほうを動かす設定で
ハリボテながら画面に若干の立体感を与えています。
カメラは新規>カメラレイヤーでほんと簡単に設定できる割に
一気にAEらしい画面になるのでおすすめです。
最初このカット作った時、
これ、ミニパトと同じ技術じゃねーか!って
めちゃくちゃびっくりしました。しかしあまりにも簡単でした。
お箸つけてください
ここは、だいぶがんばってアニメしてます。
実際にはこういう感じの絵+背景に、前記の3D機能とカメラレイヤーで
動きを強調しています。
鉄パイプとか立ってる律子とか、ほとんど写らなくなっちゃいました。
このお花と星は、モリモリソザイさんより頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。
覚えて無いだけで他にもお借りした素材があるかもしれません。
動画に特化した、素敵な素材サイトさんです。おすすめです。
ゴンッ
美希ですしね。これくらいはやりますよ。
あとののワさんとやよクリは実はぬいぐるみではなく、同居人だったようです。
このよだれまで垂れるのはちょっとやりすぎかと思ったんですが
抱き付きダイブを入れると、ハッピーな感じが出て
こんなアホなオチでも意外と収まりがよかったのでそのままにしました。
BUMP OF CHICKENのラフ・メイカーという演目に
秋月律子と星井美希が出演しました、という動画です。
この鏡ちょっと持ち手の部分がおかしいんですよね。角度が…。
その辺のバイクからサイドミラーパクってきたんだっていう
コメントがありましたが、多分そんな感じだと思います。
ここで、律子の鼻水は最初アニメーションさせていました。
しかし書き方がヘタでニャッキが飛び出してきたようにしか見えず
余りにも面白かったので、カットしました。
ずるるっ
女の子のこういう人間くさい挙動に萌えます。(ただし美少女に限る)
笑わせるためにめちゃくちゃする美希、
弱いところもあるけど、表面的には強いふりをする律子
しゃどPとしては、アイマスでラフ・メイカーは
この二人が一番適任のような気がしますね。
この苦笑い。律子らしいと思います。
最後はホワイトアウトで、文字とか無しにしました。
スーパーブラボータイッ…じゃないですよ、これは!
動画の終わり3秒でコメントが3秒分いっぱい押し寄せるので
ちょっと余分に白画面入れてるだけなんだからねっ!
さて、長いエントリを最後までごらん頂きありがとうございました。
今後の活動予定ですが、まずもしもシリーズを何本かやります。
それからひとまずオリジナルなマンガ(24Pくらい)を作り、
それが終わって次のアイマス紙芝居にとりかかろうかと思います。
今後とも追放者の祭としゃどPをよろしくお願いします。
乙ですよ
あふぅメイカー狙ってやったのじゃなかったのかw
それにしてもミキが飛びつく感動的なシーンの筈なのに、一瞬跳び蹴りに見えた私は仕置されてきます
ラフメイカーからダンデライオン
K、夢の飼い主まで一気にみました。
バンプのCDを買いだしたのが2ちゃんキャラで作られたフラッシュアニメのラフメイカーだったんですよ。
昔を思い出しちゃいました。
凄くいいできです。
ありがとうございました。
>nothingさん
不思議な事にあふぅメイカーなんて全く頭に無かったです。
窓割るとか泣き出すとか、行動から美希になりました。
とび蹴りじゃなくてサイコクラッシャーです。
>takaikiさん
こちらこそありがとうございます。
しゃどPも2chのFLASHからのBUMPファンです。
その後一年くらいK聴く度に泣いてました。
詳細な制作秘話おもしろいです。短かいシーンにもけっこう深い考えや工夫があるもんですねぇ。
しゃどPの「K」でBUMPのCD買いました。ラフ・メイカーもすごくよかったので、ポチしてみました。いい楽曲に出会えて感謝です。
これからの制作活動にも期待しています。
楽しんで頂けて幸いです。
しゃどP紙芝居でCDが売れたとな!?それは励みになります!
またがんばろうと思います。ありがとうございました。