訃報　犬が死んじゃいました

今日は追放者の祭を御覧の皆様に悲しいお知らせです。
いつもこのブログに写真を載せたり
web拍手の画像にもなっている「犬」ことマコちゃんが
６月１０日の朝に亡くなりました。10歳10ヶ月でした。

ツイッターでは時折つぶやいていたのですが、最近犬の調子がよくありせんでした。
５月の初め辺りから、時折フラフラする事があり
しばらく原因不明だったのですが、５月中頃様態が急変して危険な状態となり
開腹手術をしてみたら、肝臓にかなり大きな腫瘍がある事が明らかになりました。
その腫瘍（悪性のガンかどうかは不明）から出血し、貧血で調子が悪くなっていたのです。
腫瘍の大きさは犬の肝臓のシルエットを大きくはみ出して
ミカンほどにもなっていたそうです。
獣医の父はそのまま安楽死も考えたそうなのですが、
いちるの望みをかけて応急的な止血処理をして、お腹を閉じました。
そしたら犬は奇跡的に復活。
一時は普段どおりな元気な姿を見れて、まるで夢のようで涙がでました。
一回死にかけてからの３週間は本当に充実した、夢のような日々だったと思います。
残された寿命は長くないとわかっていたので、普段の10倍かわいがりました。
肝臓の手術は非常にデリケートで、人間の医療でも実績ある医師が複数人でチームを組んでやります。
いわゆる「町医者」の父にそんなブラックジャックみたいなスキルがあるわけもなく
かといってそんな大掛かりな手術ができる獣医は滅多にいません。探すのも大変そうだし
もし悪いのにあたって、それで死んだらどうしよう…お金をふんだくられたら嫌だ…なんて考えているうちに
犬はまた出血して、死んでしまいました。
最良の治療にかからせて上げられなかったのには少し後悔があります。
犬が死ぬ前後…
6月9日の夜、晩御飯もたらふく食べて元気だったのに
12時頃急にフラフラになって、歩くこともままならない状態になりました。
それまでもたまにフラフラする事はあったのですが
運悪く重なった生理でかなり出血していたこともあり、今回は嫌な予感がしていました。
6月10日。
目覚ましが鳴るだいぶ前に目が覚めてしまって様子を見に行ったら
恐らく重度の貧血だったのでしょうか
すでに息がかなり荒くて危ない状態で、１時間もしないうちに死んでしまいました。
目覚ましが鳴ってからでは遅かったのです。
虫の知らせか、俺が来るまで犬も頑張ってくれていたのかもしれません。
何か欲求不満があっても毛布をかんで我慢する子で
宅配便の時にはワンワン吠えましたが、無駄鳴きする事は無く
最後も、ぴんぴんころりと、ほとんど看病の必要無く
最後まで手の掛からない良い子でした。
俺が生まれて初めて飼った犬で、妹であり、ミルクから育てたのでわが子とも言えます。
もう長くないとわかった日、ついに死んじゃった日にはたくさん泣きました。
でもこの涙は、ある種の温もりのような物を感じる涙だと思いました。
動画が伸びないとか、嫌がらせされたとか、そういった悲しみとは恐らく違うものです。
犬は俺にいろんなことを教えてくれました。
命があるのは素晴らしい。
今までありがとう！マコちゃん。
お前の姿や性格、キャラクター性は、いつになるかわからないけどきっと面白い漫画にする。
現実ではあまり長生きできなかったけど、せめて、作品の中で生きてほしい。
ちょっと変な考え方かもしれませんが、死んだ今となっては
それが俺にできる最大の愛情表現です。
個人的な追悼を最後までお読みいただきありがとうございました。
犬は俺を喜ばせるのが仕事だったので、犬のためにも
これからは前向きに生きようと思います。