お仕事情報 – しゃど地蔵尊 https://syado.muhoho.com 漫画家 しゃど地蔵公式サイト Thu, 21 Jan 2021 14:21:09 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.17 https://syado.muhoho.com/wp-content/uploads/cropped-maoudotL-1-32x32.png お仕事情報 – しゃど地蔵尊 https://syado.muhoho.com 32 32 伝説のレベル1勇者2巻発売のお知らせ&作品制作メモ https://syado.muhoho.com/2021/01/19/%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%ef%bc%91%e5%8b%87%e8%80%85%ef%bc%92%e5%b7%bb%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%ef%bc%86%e4%bd%9c%e5%93%81%e5%88%b6/ https://syado.muhoho.com/2021/01/19/%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%ef%bc%91%e5%8b%87%e8%80%85%ef%bc%92%e5%b7%bb%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%ef%bc%86%e4%bd%9c%e5%93%81%e5%88%b6/#comments Tue, 19 Jan 2021 09:34:30 +0000 https://syado.muhoho.com/?p=7075 詳細はこちら
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伝説のレベル1勇者の2巻が2021年1月19日に発売されます。いやはや、1巻の発売からあっという間…でもないですね。なぜか体感では3年くらいに感じます。ここ半年、3年分くらい原稿してたせいでしょうか?しゃど地蔵の体内時計は原稿の量に連動しているみたいです。

ただ、商業連載ですので、それも2巻が売れなければ3巻分で打ち切りとなります。打ち切りは怖いです…。こんなに怖いんだな打ち切りは…。打ち切りは、ある意味で、死。多分、人生において初めての打ち切りの恐怖は、癌告知とかと同じくらい怖い。い、嫌だ!死にたくない!死にたくないんだ!うわああああ!!!みたいな生存本能を全て原稿に向かう力に変換し、頑張ってまいりました。

正直去年からずっと不安でしたが、優秀なスタッフさん、担当編集者さんのお力添えもあり、作品のクオリティは自分が思っていた以上のペースで上がっていって、前へ進む勇気がもらえました。2巻からは本格的に一流の「プロアシ」レベルのスタッフさんたちに手伝って頂き、報酬も相応の金額をお支払いしておりますので、制作費を賄うために原稿料や印税はプラマイゼロって感じですが、キャラ絵やストーリーが背景(等)に負けないように頑張ろう!という気持ちになり、繊細なタッチを僕のほうが見習ったり、いい刺激を頂いて連載を通じてかけがえのない経験を積むことができています。何やらこれまでになく短期間で漫画が上達したという実感があります。ある意味、新人の連載というものは儲けがでなくても貴重な実戦経験が得られるので、出版社に学費を出してもらって海外留学するようなものですね。ありがたやありがたや。

打ち切られたくないあまり、ここ1年は人生で一番何かを頑張ったんじゃないでしょうか。漫画家志望だった頃の「諦めない」努力とはまた違った大変さでしたが、日々ベストは尽くしているので、もはや結果に関わらず「自分にしては超やれたじゃん」みたいな達成感があり、不安な反面、晴れやかな気分でもあります。もし打ち切りになってしまって次の連載を考えなきゃいけないとしても、続いたとしても、いずれにせよ今日は昨日より熱量のある漫画が書けるようになれている気がします。一生懸命頑張ってみてよかったなぁ。

ところで、1話が出た頃に新連載の新記録とまで言われ編集部を騒がせたと噂のレベル1勇者の人気ですが、今は、となジャンで普通くらいですね。低くはないですが高くもない、中の上といったところでしょうか。単行本が売れてる作品もあるあたりだけど打ち切りラインにも被ってる。たぶん、最初は「なろう系」だと思われてて、そうじゃないのがバレて相応の評価に落ち着いたものかと思われます。同時期に始まったなろう系「転生ゴブリンだけど質問ある?」はずっと変わらぬ人気なので、たぶん伝説のレベル1勇者も、なろう系のギャグ展開をやってたほうが安定した人気が出た。とはいえ、そういう系統の作品が書きたい気持ちがあるかというと正直無いので、好き勝手にジャンプっぽい話をやらせてもらえて幸運だったと思います。普通の少年漫画を描くスキルもそこそこ身につきましたしね。いや、まだ打ち切られてないってば!

それでは2巻、よろしくお願いします。

しゃど地蔵

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伝説のレベル1勇者1巻発売のお知らせ&作品制作メモ https://syado.muhoho.com/2020/06/17/%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%ef%bc%91%e5%8b%87%e8%80%85%ef%bc%91%e5%b7%bb%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%ef%bc%86%e4%bd%9c%e5%93%81%e5%88%b6/ https://syado.muhoho.com/2020/06/17/%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%ef%bc%91%e5%8b%87%e8%80%85%ef%bc%91%e5%b7%bb%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%ef%bc%86%e4%bd%9c%e5%93%81%e5%88%b6/#comments Wed, 17 Jun 2020 07:32:37 +0000 https://syado.muhoho.com/?p=6877

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伝説のレベル1勇者の1巻が2020年6月19日に発売されます。いや~短期連載スタートで一時は単行本化も危ぶまれていたのでここまでこれて嬉しいです。ていうか初単行本です。百万部とか売れたらどうしよう!?とか色々な妄想が膨らんで、いやそんな上手く行くわけ無いだろと冷静になり、一人で勝手にがっかりしたり右往左往しています。

だけどせめて…そんなバカみたいに売れなくていいから、打ち切られない程度にそこそこの人気が続いて、五体満足元気に成長していく姿をみせてほしい…そんな親心を抱く今日このごろです。

ついでにちょっと個人的な制作メモを。先日、吸血鬼アーカードがクソ強くて楽しいヘルシングのOVAを見ました。それがすごく楽しくて、そういえば自分も10代の頃はこの作品の漫画原作に夢中だったなあ…と思いを馳せ、なぜヘルシングがこんなに楽しいのかいろいろ考えました。平野先生のセリフ回しや絵のセンスがすごいのもありますが、キャラクターとストーリーに注目してみると、アーカードってずーっと不敵に笑っててなんにも苦しまないんですよね。強い敵に苦戦することもないし、他人を傷つける事に罪悪感を覚えることもない。極限までイージーな強キャラ設定によって担保された圧倒的な安心感がヘルシング、ひいては「不敵に笑う最強主人公」系作品の特徴なのではないかと思いました。多感な10代だった頃の僕は、傷つくのが怖くてヘルシングに夢中になっていたのかも…。

そんな僕もいつしか成長していくにつれて、困難を乗り越えることこそ人生の面白さなのだ、と考えるようになりました。王道少年漫画みたいなのがなんだかんだでいいよねっていう普通の考え方です。(もちろんヘルシングも大好きですが)

伝説のレベル1勇者は、ゲームや漫画で現実逃避ばかりしていないで現実と向きあい、レベル1でもがんばって戦うのだ…そのほうが人生はやりがいがあって楽しいはずだ…というような、「脳内レベル99勇者」だった少年期への自己反省をストーリーの出発点としています。しかしようするにこれはオタクに対して説教垂れてるんですな。前からコメント欄で叩きコメも結構あって、なんでなんだろ…真面目に書いてるだけなのにな…って嫌だったんですけど、挑発的なものを書いてたらそりゃ叩かれますね。なんか、理由がよくわかりました。

強敵とがんばって戦う王道的ファンタジーへの原点回帰は、上手く書くのは難しいけど、書ければ読者は感動するはずだし、ヒットしそうですね。ただし、こういうのはちゃんと面白く書かないと読者に徒労感だけが残るから、責任重大です。逆に、チート無双なら失敗しても不快感は残らないから、設定が飽きられるまでそこそこ売れる。それが昨今のなろう系チート無双作品が大量生産される理由なのではないでしょうか?その中でもチート無双の爽快感をヘルシングのように高レベルで書ききった作品は大ヒットしている。

昨今の読者はファンタジーにヘルシング的な楽ちんさ、面白さを期待してるんじゃないかと思います。というか、そもそも、なろう系登場以前に昨今イメージされるような出せば売れるファンタジー漫画市場なんてほとんど無かった。新人漫画家はファンタジーを書きたがるけど、難しいからやめとけというのが定説でした。市場があったとしても、それは少年ジャンプなどの限られた天才漫画家たちにだけ許されているメジャー中のメジャープロフェッショナルの世界だったわけです。

僕が書こうとしている作品はジャンプとか一般少年誌で普通に売れるくらいの力がないと難しい分野なのかもしれません。はたしてしゃど地蔵にそこまでの実力は備わっているのか…!?このお説教が失敗に終わるのか、新しい作品の確立に至るのか、上手くいくかどうかはやってみないとわかりません。当たればでかいような気はしてます。頂いたチャンスをものにするべく、全力でやりきるしかないですね。本作品の方向性にご賛同いただける方は単行本を買ってご支援ください。僕もがんばりますので、応援よろしくお願いします。

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https://syado.muhoho.com/2020/06/17/%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%ef%bc%91%e5%8b%87%e8%80%85%ef%bc%91%e5%b7%bb%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%ef%bc%86%e4%bd%9c%e5%93%81%e5%88%b6/feed/ 6
「伝説のレベル1勇者」新連載のお知らせ https://syado.muhoho.com/2020/01/07/%e3%80%8c%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%ef%bc%91%e5%8b%87%e8%80%85%e3%80%8d%e6%96%b0%e9%80%a3%e8%bc%89%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/ https://syado.muhoho.com/2020/01/07/%e3%80%8c%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%ef%bc%91%e5%8b%87%e8%80%85%e3%80%8d%e6%96%b0%e9%80%a3%e8%bc%89%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/#respond Tue, 07 Jan 2020 10:06:50 +0000 https://syado.muhoho.com/?p=6793

https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156731238207
となりのヤングジャンプ他、ヤンジャンアプリで無料配信中です。
この作品がしゃど地蔵の商業初連載です。わーいわーい!

僕が初めて勇者と魔王の漫画を書いたのは16年の末とかだった気がします。それから何故かこのネタで描かないと気がすまない沼にはまり、あれこれやってたら、連載開始まで3年くらいかかりました。もしかすると僕は魔王に取り憑かれたのかもしれません。それはこの漫画の勇者も同じかも…?

危機に瀕した弱者が諦めずに頑張って戦う話が好きです。そして勇者と魔王が出てくるファンタジーが好き。勇者なのにレベル1だったり、ちょっと変わった設定の作品ですが、僕なりに一番真面目に面白くなるよう物語を考えました。よろしくお願いします。

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https://syado.muhoho.com/2020/01/07/%e3%80%8c%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%ef%bc%91%e5%8b%87%e8%80%85%e3%80%8d%e6%96%b0%e9%80%a3%e8%bc%89%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/feed/ 0
2018年週刊ヤングジャンプ40号に「激よわ勇者と無垢なる魔王」が掲載されてました(過去形) https://syado.muhoho.com/2018/12/11/2018%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9740%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e6%bf%80%e3%82%88%e3%82%8f%e5%8b%87%e8%80%85%e3%81%a8%e7%84%a1%e5%9e%a2/ https://syado.muhoho.com/2018/12/11/2018%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9740%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e6%bf%80%e3%82%88%e3%82%8f%e5%8b%87%e8%80%85%e3%81%a8%e7%84%a1%e5%9e%a2/#respond Tue, 11 Dec 2018 11:22:30 +0000 https://syado.muhoho.com/?p=6712

2018年9月6日発売の週刊ヤングジャンプ40号に「激よわ勇者と無垢なる魔王」という読み切りを一本載せていただきます。周囲から強いと勘違いされてるけど実はレベル1同士の勇者と魔王が最弱対決するお話です。ヤンジャン!アプリでも無料配信されますが本誌アンケートはがきもよろしくおねがいします! pic.twitter.com/QXhWtJ3Z5h

— しゃど地蔵 (@SyadoZ) 2018年9月5日

いやはやブログに描くのをすっかり忘れておりました。これは2018年9月の出来事です。

でもなんとヤンジャン!アプリから無料で読むこともできます。
https://ynjn.jp/app/title?tid=521

あ、前作、勇者を見守る♀魔王さまの増刊版も読めますので、よかったらどうぞ。こちらは本誌掲載版と同じ作品ながら、ネタなど本誌掲載版とは異なるバージョンとなります。

ちなみに現在、無垢なる魔王から発展した勇者魔王シリーズ第三段を、webのほうで5話まで短期連載して、「PV数のノルマを超えられたら正式に連載」させてもらえるという話を頂いており、企画を進行中です。マンガ業界は連載できるとか言われても無かったことになることも多いので…ほんまかどうかは知りませんけど…(永遠に光を失った目)

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https://syado.muhoho.com/2018/12/11/2018%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9740%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e6%bf%80%e3%82%88%e3%82%8f%e5%8b%87%e8%80%85%e3%81%a8%e7%84%a1%e5%9e%a2/feed/ 0
2017年週刊ヤングジャンプ7号に「勇者を見守る♀魔王さま」が掲載されました https://syado.muhoho.com/2017/02/10/2017%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%977%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e5%8b%87%e8%80%85%e3%82%92%e8%a6%8b%e5%ae%88%e3%82%8b%e2%99%80%e9%ad%94/ https://syado.muhoho.com/2017/02/10/2017%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%977%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e5%8b%87%e8%80%85%e3%82%92%e8%a6%8b%e5%ae%88%e3%82%8b%e2%99%80%e9%ad%94/#comments Fri, 10 Feb 2017 13:46:43 +0000 http://www.muhoho.com/~syado/wordpress/index.php?itemid=1463 20170210-maousendenss.jpg

追記:ちなみにこの作品、のちに増刊で別バージョンの読み切りが掲載されたのですが、そちらはヤンジャンアプリから無料で読むことがでるみたいです。
https://ynjn.jp/app/title?tid=344

続きを読むで毎回恒例のあとがきです。


今回は、魔王勇者モノっていうわりとメジャーなジャンルです。
RPGによくあるライトな和製ファンタジーで、魔王と勇者の関係を描くやつですね。
魔王も勇者もファンタジーを代表するスターなのでこのカップリングは人気があります。
まず最初、「魔王が勇者に親心を抱く」っていうアイデアが僕にあったんですが
なんとなく干物妹うまるちゃんみたいな兄と妹みたいなイメージでした。
それを担当さんに話してみたら「母子関係でやったらどう?」てな意見を頂いて
あ、それはベビーシッターサキュバスでも上手くいったし、JK観音さまにも通ずる物があるし
そっちのほうがいけるやん!っていう感じでサクッと現在の形になりました。
電話一本でこれでしたが、もし一人で考えてたら、この構図にたどり着くまで数ヶ月かかったかもしれません。
さすが我が担当さま…しゃど地蔵の使い方をよくわかっておられる…
さて、手前味噌になりますが、作者的にこの作品のいいところを上げるとするならば
・魔王勇者という人気ジャンル
定番です。魔王も勇者もヒーローなので華があります。
その分なかなか競争の激しい分野ですが…
それでも、魔王と勇者が恋愛する作品は意外と少ない。
なぜなら勇者が主人公だとするなら「さらわれた姫」がヒロインであり
魔王は恋の障害なんですよね。魔王と恋した時点で勇者らしさも魔王らしさも無くなる。
でもそれを「赤ちゃんから勇者を見守っていたことによる魔王の母性」っていう
恋愛と似て異なる母の愛情に置き換えたのがこの作品のキモではないかと思います。
・ヒモ漫画
少年勇者は非力で、弱々しい。
目隠れキャラで、セリフを喋ることもない。
魔王のおねーさんに守ってもらうヒモのような存在であります。
ヤンジャンの王道は「仕事のできる俺かっこいい!」っていうシリアス漫画ですが
それと対象的にコメディはニートっぽい主人公が多いため、紙面にハマると思いました。
ヤンジャン読者には強い男になりたい願望と、女に守ってもらいたいヒモ願望
両極端な気持ちがあるのです。…って僕は思ってます。そこを狙いました。
・魔王さまがボケればボケるほど世界が平和になる
悪を倒すヒーローの主人公がボケると、面白い反面、仕事をサボることになって世界が不穏になる。
逆に魔王さまは元が悪役なのでボケたらボケるほど勇者を利するため、物事が良いほうへ転がる。
侵略イカ娘とか、ロケット団にもみられる、美味しいところです。
・魔王さまの二重人格
野望と母性が併存した性格をしていて、野望を志した次のコマで母性がでてきてボケる
母性的なことをした後には野望に立ち返って自己反省し、それでもやっぱり母性に囚われる。
もし、魔王さまが母性一辺倒の性格をしていたら、ツッコミ役のルナ参謀には立つ瀬がないし
勝手に勇者にすべてを捧げて物語が終わってしまうのではないでしょうか。
魔王さまは野望(仕事)と母性(女)のはざまで迷っているヒトです。
このようにフリとボケを一人でやれる二重人格っていう造形は我ながら気に入ってます。
と、いうような感じでしょうか。
あと関係ないですが今作から原稿料がちょっと上がってて嬉しかったです。
たしか年功序列で昇給していくっていう話を聞いたことがあるのでそれでだと思いますが
より一層がんばろう!と思いました。

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https://syado.muhoho.com/2017/02/10/2017%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%977%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e5%8b%87%e8%80%85%e3%82%92%e8%a6%8b%e5%ae%88%e3%82%8b%e2%99%80%e9%ad%94/feed/ 4
2016年週刊ヤングジャンプ49号に「田中と地獄の冥土カフェ」が掲載されました https://syado.muhoho.com/2016/11/27/2016%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9749%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e7%94%b0%e4%b8%ad%e3%81%a8%e5%9c%b0%e7%8d%84%e3%81%ae%e5%86%a5%e5%9c%9f/ https://syado.muhoho.com/2016/11/27/2016%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9749%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e7%94%b0%e4%b8%ad%e3%81%a8%e5%9c%b0%e7%8d%84%e3%81%ae%e5%86%a5%e5%9c%9f/#respond Sun, 27 Nov 2016 04:37:59 +0000 http://www.muhoho.com/~syado/wordpress/index.php?itemid=1462 20161127-8pns.jpg


というような感じでございました(過去形)
この漫画はどういう作品かというと、
現代の地獄は今風に発展しており、そこでは冥土カフェで働く鬼がいる
罰するより働かせたほうが人は更生するという現代的な考えから
地獄の冥土カフェで働く事になった少女田中は、
ドSとドMの先輩鬼メイドと働いて、四苦八苦する。
っていうギャグ漫画です。
ど~してもメイドカフェの漫画が書きたかったので
地獄で営業してる冥土カフェとかどうだろうっていうアイデアをひねり出しました。
どうもメイドカフェって作品のメインテーマにはなりづらいらしく
有名な「それ町」でも下町コメディがメインで、メイドはサブ属性なんですよね。
こうしてメイドネタで読切一本書けただけでも奇跡的だと思うので、うれしいです。
さて、今回のエントリーでは担当編集者さんとの打ち合わせ等、掲載にいたるまでの経緯を
振り返ってみたいと思います。


まず、僕の漫画の作り方なんですが、いわゆる「ネーム」より「企画」を重視してます。
企画っていうのはキャラとか舞台設定とか世界観といった基礎部分の設計です。
「がんばって面白い漫画を考える」んじゃなくて、まず、「勝手に面白くなる企画を考える」。
ネームは、企画が完成したあと、力を抜いて自然体で描く。そんなイメージです。
なんか面白くないな~っていうネームをヘタにいじりまわして面白くなった経験はないです。
これまで掲載に至ったレベルの作品は、企画じっくり、ネームは一瞬って感じです。
面白い面白くないという自然の流れに逆らってはいけないのだと思います。
そのため、担当さんにはネームではなく、企画書を提出して話し合うところからスタートします。
ありがたいことにYJの担当さんは優秀な方なので、僕がぼんやり次にやりたいアイデアを伝えると
「作品の枠組み」を整理してくれて、ある程度の筋道を提案してくれるんです。
例えば今回の「田中と地獄の冥土カフェ」ですと
僕の初期アイデアでは、性格そのままでメイン3人はいたけど、枠組みが結構違ってて
3人とも地獄に堕ちた少女、客は現代風地獄で苦しむオタクたち
冥土カフェそのものは地獄で営業してるけど「普通のメイドカフェ」である
変な客がきたり、拷問してる横で客引きしたりして怒られたり大変な目にあう新人メイド田中
っていう企画だったんですが
担当さんは、以下の問題点を見抜きました。
「冥土カフェパートと現代風地獄パートが切り離されているので
現代風地獄ならではの面白い展開を続けてくうちに
メイドカフェパートがいらなくなっちゃうよ」
「地獄のメイドカフェっていうアイデアは良いから
メイドカフェで拷問したほうがシンプルに面白いんじゃないですか?」
あ~!ほんまや~!って感じですよね~。
冥土カフェで拷問。
これ、とにかく無駄が少ないわけですね。こういうのが大事なんです。
メイドも鬼も拷問も初稿段階であったわけですが、地獄に点在してた。
全部メイドカフェで完結させれば、ワンシーンに面白さの密度が高まる!
面白いギャグ頑張って考えるより、そういう、戦力が一点集中するように陣形を組むというか
企画段階での工夫をちゃんとしておいたほうが作品ってよくなる気がします。
もちろん絵もキャラクターもネタも僕が生み出してるとは思うんですけど
こうやって、道筋を整理してもらえれば、漫画家の能力は2倍3倍になるわけです。
編集さんのナビゲートあってこそで、漫画家と編集者は二人三脚なのです。
僕の場合は担当さんにおんぶしてもらってるだけかもしれませんが_(:3 」∠ )_
なんか僕の担当さんが育ててる新人がヤンジャンで次々デビューしてるらしくて
担当さんが北海道の大学行ってらしたことにちなんで
「○○牧場」って呼ばれてるらしいですよ(笑
おまけ


7月に婚活魔女レモン&チェリーという作品でも期待賞&審査員特別賞(リクドウの松原利光先生に!!)頂いてました。
こちらは掲載を逃したっぽい雰囲気ですがいつか単行本とかウェブとかで
お見せ出来たらいいのにな~って思ってます。(希望)

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https://syado.muhoho.com/2016/11/27/2016%e5%b9%b4%e9%80%b1%e5%88%8a%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9749%e5%8f%b7%e3%81%ab%e3%80%8c%e7%94%b0%e4%b8%ad%e3%81%a8%e5%9c%b0%e7%8d%84%e3%81%ae%e5%86%a5%e5%9c%9f/feed/ 0
(近況報告)JK観音さまがヤングジャンプに載ったりしました https://syado.muhoho.com/2016/06/29/%ef%bc%88%e8%bf%91%e6%b3%81%e5%a0%b1%e5%91%8a%ef%bc%89jk%e8%a6%b3%e9%9f%b3%e3%81%95%e3%81%be%e3%81%8c%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%81%ab%e8%bc%89%e3%81%a3%e3%81%9f/ https://syado.muhoho.com/2016/06/29/%ef%bc%88%e8%bf%91%e6%b3%81%e5%a0%b1%e5%91%8a%ef%bc%89jk%e8%a6%b3%e9%9f%b3%e3%81%95%e3%81%be%e3%81%8c%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%81%ab%e8%bc%89%e3%81%a3%e3%81%9f/#respond Wed, 29 Jun 2016 04:39:54 +0000 http://www.muhoho.com/~syado/wordpress/index.php?itemid=1461

(お知らせ)2016年6月16日(木)発売の週刊ヤングジャンプ29号に「JK観音さま」が掲載されます。悟りを開いた女子高生観音様が現代社会の誘惑に惑わされるコメディです。紙の雑誌デビュー作なので嬉しいです。よろしくお願いします! pic.twitter.com/TliwLLmBkW

— しゃど地蔵くん@6.16 YJ29号掲載 (@SyadoZ) 2016年6月13日


ツイッターなどでは告知していたのですが、2016年4月に週刊ヤングジャンプで
「JK観音さま」という作品でシンマン賞、期待賞を頂き、6月16日発売の29号に掲載して頂いたりしました。
期待賞は掲載確約ではないのですが、載せて頂けて、死んだ娘が実は生きていた的な嬉しさがありました!
さて、この記事では「JK観音さま」について振り返りたいと思います。
作品ができるまでって感じのお話です。
まず、最初に決めていた事は、ジャンプ+に掲載して頂いた
「魔法少女チンパンジー」のスミレちゃんは腹黒いのが面白かったけど
今度は逆に善良なキャラクターを主人公にした漫画を描いてみたい、というのが出発点でした。
そしてしゃど地蔵くんが好きなものといえば女子高生と仏教哲学なので
好きなもの2つを組み合わせたら面白くなるんじゃないかと単純に考えました。
(好きなものというのはやっぱりよく知っているものなので、
脳内にネタがたくさんあるためか、面白くなりやすい気がします。)
で、産まれたのが女子高生の観音さま(仏)っていうキャラクターです。
仏教といえば、仏陀っていう超有名なキャラがいますね
「仏陀的なキャラクター」というのはずっと前から描きたかったモチーフなのですが、
悟りを開いているということは「何も執着がない」ということであり
それは物語のキャラクターとしてとんでもない欠陥であるということが
構想を練っているうちにわかってきました。
なぜならキャラクターとは欲望そのものであり、「なにがしたいやつなのか」がキャラクターだからです。
強いヤツと戦いたいから悟空だし、海賊王になりたいからルフィだし、恋してるから乙女なのです。
悟るということはそれら一切を投げ捨て、静かに座っているだけで満足してしまうということ。
人間の幸福論としては究極的ともいえる無敵の生き方なのですが、
物語のキャラクターとしては、まあ、「お話」にならないわけです。
手塚治虫先生の「仏陀」も、お釈迦様が仏陀になってからではなく、仏陀になっていく道中の物語でしたね。
つーわけで一筋縄ではいかないこのモチーフ、JK観音さまは結構難産でありましたが
ヤンジャン担当編集氏の協力などもあり、最終的に「JKだからまだちゃんと悟れてない」というキャラクターになりました。
仏陀として振る舞おうとする(欲求)けれど、JKなので上手くできなくて(葛藤)、おもしろ可愛い(結果)、っていうキャラですね。
脇役として観音さまをヨイショするけどすぐ煩悩に流される弟子アーナンダちゃん
宿敵として観音さまと逆に二人を堕落させようとしてくるマーラちゃん
という3人の「トリオ漫才のシステム」を構築し、ネームにとりかかりました。
このように「面白くなるシステム」が完成してからは結構すぐ形になった気がします。
今またシンマン賞に出してる別の作品もあるんですが、
そっちもシステムを最初に構築したら結構簡単に面白くなって、企画通ったりしました。
漫画のシステム論みたいなのもいつか書いてみたいですが、今日はここまでです。
長文お付き合いいただきましてありがとうございました!

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https://syado.muhoho.com/2016/06/29/%ef%bc%88%e8%bf%91%e6%b3%81%e5%a0%b1%e5%91%8a%ef%bc%89jk%e8%a6%b3%e9%9f%b3%e3%81%95%e3%81%be%e3%81%8c%e3%83%a4%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%81%ab%e8%bc%89%e3%81%a3%e3%81%9f/feed/ 0
魔法少女チンパンジーがジャンプ+に掲載されました あとNG集 https://syado.muhoho.com/2016/04/12/%e9%ad%94%e6%b3%95%e5%b0%91%e5%a5%b3%e3%83%81%e3%83%b3%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%bc%e3%80%80ng%e9%9b%86/ https://syado.muhoho.com/2016/04/12/%e9%ad%94%e6%b3%95%e5%b0%91%e5%a5%b3%e3%83%81%e3%83%b3%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%bc%e3%80%80ng%e9%9b%86/#respond Tue, 12 Apr 2016 11:56:46 +0000 http://www.muhoho.com/~syado/wordpress/index.php?itemid=1460 特別読み切り 魔法少女チンパンジー
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549959

随分遅くなってしまいましたが、魔法少女チンパンジーの没ネームを公開します。
僕はもともとストーリー漫画でのブロンズルーキー受賞でしたし、ギャグを描いてみてほしいというオーダーには戸惑いながらのスタートでしたが、おかげでギャグマンガの描き方がわかってよかったです。

(落書き漫画)魔法少女チンパンジーNG集 その1 by しゃど地蔵(SYADO) on pixiv


一番最初のバージョンです。これを担当さんにみてもらって気に入って頂き、その後半年にも渡るチンパンジーとの戦い(ネーム直し)が始まったのでした…。今とはだいぶ違い、マワシくん(猿回し)っていうスミレちゃんの彼氏が出てきまして、むしろ彼が主人公みたいな感じです。

(落書き漫画)魔法少女チンパンジーNG集 「その1」幻の2話 by しゃど地蔵(SYADO) on pixiv


打ち合わせで東京に呼んで頂き、その日まで時間があったのでほとばしる情熱を勝手にぶつけて描いちゃったNGその1の二話だった気がします。連載になるかもしれんから今のうちに描いておこう!とか思ってました(笑)しかし、魔法少女チンパンジーは、まどマギのパロディなんだっていう意識が芽生え始めた一本ですね。

(落書き漫画)魔法少女チンパンジーNG集 その2 by しゃど地蔵(SYADO) on pixiv


担当さんと打ち合わせを重ね、何度か直した状態のやつです。「その1」は11ページしかなくて短すぎたので、色々な要素を膨らませてみることになりました。しかし、なんだか本筋と関係ない悪の組織がダラダラと出番をもらっていたりして、これは違うんじゃないかな~という話になり、NG。商業の壁高ぇ!と思いつつもこの頃はまだウキウキしながら書いていました。背景に映る天王寺動物園の背景写真とかロケハンまでしててノリノリだったのがわかります。そんな写真素材ですが、掲載バージョンでは結局使わなかったのでした。

(落書き漫画)魔法少女チンパンジーNG集 その3 by しゃど地蔵(SYADO) on pixiv


担当さんに、ライバルとか出して盛り上げようって言われて、「出したら良いのか」って単純に出してみたら面白くならなかった感じです。今にして思うと担当さんのアドバイスをよく考えずに機械的に取り入れて右往左往していたような気がします。言われたことを自分の中で一旦消化して、自分の言葉に紡ぎ直す、というのが大事なのかな…なんて思いつつ、結局どうしていいかわからず、この後も迷走は続くのです。200ページくらい。
たまにペンが入ってるページはペン入れのやり方忘れないように待ち時間に入れてました

(落書き漫画)魔法少女チンパンジーNG集 その4 by しゃど地蔵(SYADO) on pixiv


直しすぎてわけがわからなくなってきて、泣ける話にしてみようか…とか思ったんですが、「猿の魔法少女で泣けないよ」って担当さんに言われてまさにそのとおりだった一本です。スミレちゃんのパパがでてきます。作者の心理状態としては、度重なるネーム直しで自信を喪失して病気みたいになってきていた頃ですね…

(落書き漫画)魔法少女チンパンジーNG集 その5 by しゃど地蔵(SYADO) on pixiv


没ネーム生活にも慣れてきたしゃど地蔵くん。
スミレちゃんとマワシくんのラブコメみたいな部分を意識して描いたバージョンです。チンパンジーと付き合ったらこういうことあるよね、っていうコンセプトだったのかなあ。ツメは甘いですが、没ネームの中ではわりと面白い気がします。
でもこれも没で、まあお金もらって描くからには当然の結果だなと思うんですが、心が折れました。
チンパンジーが大好きな僕でさえ、200ページもの没ネームを描いていたら、もうチンパンジーを描くのも嫌になってしまったのです…
一旦魔法少女チンパンジーは棚上げし、他のネームをやることに。
そして忘れかけた頃、別のアイデアがでました。マワシくんとか解雇して、もっとシンプルに「モテたくて魔法少女になろうと思った女の子が騙されて猿になる。猿だからモテない。ワロタ」っていう簡潔に説明できるコンセプトを思いつきました。それに僕は女の子主人公のほうが感情移入して描けます。そうして描かれたネームは、まあ何度か直しはあったものの、柔軟に対応することができ、結局着想から1年くらいかかりましたが、掲載にこぎつけることができました。
漫画の直しの沼にはまったときは、そもそも基本システムが面白いのか?っていうところを疑ってみるといいのかもしれないですね。NG集に共通するのは「猿の女の子が好きな少年がその子を許容する」っていうシステムで動いてて、「あ、そうですか」ってなもんなんです。結局マワシくんは許してくれるだけだから、ジレンマがないので面白くならなかったわけですね。かといって掲載バージョンの腹黒スミレちゃんも人気あんまりでしたけど(笑)
NGバージョンはまだありますが、似たようなのが多いので、UPするのはとりあえずこれだけです。付き合ってくださった担当さん、読者のみなさんに感謝です。2015年はチンパンジーばっかいじってましたが、「魔法少女チンパンジー」という題材に正面から向き合い続けた結果、今までになく成長することができた一年間でした。ありがとうございました!

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「時をかけるテレホン」がジャンプ+に掲載されました https://syado.muhoho.com/2015/03/03/%e3%80%8c%e6%99%82%e3%82%92%e3%81%8b%e3%81%91%e3%82%8b%e3%83%86%e3%83%ac%e3%83%9b%e3%83%b3%e3%80%8d%e3%81%8c%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%ef%bc%8b%e3%81%ab%e6%8e%b2%e8%bc%89%e3%81%95%e3%82%8c/ https://syado.muhoho.com/2015/03/03/%e3%80%8c%e6%99%82%e3%82%92%e3%81%8b%e3%81%91%e3%82%8b%e3%83%86%e3%83%ac%e3%83%9b%e3%83%b3%e3%80%8d%e3%81%8c%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%ef%bc%8b%e3%81%ab%e6%8e%b2%e8%bc%89%e3%81%95%e3%82%8c/#comments Mon, 02 Mar 2015 15:31:40 +0000 http://www.muhoho.com/~syado/wordpress/index.php?itemid=1454