(オリジナル短編漫画) 心ないジュリエッタ (34P)

(オリジナル短編漫画) 心ないジュリエッタ (34P) by SYADO on pixiv


ウェブ拍手レスのコーナー
漫画賞に投稿とか持ち込みとかされた作品は
編集さんの反応がどんなだったかも合わせて知りたいです!
今後もがんばってください!

ありがとうございます~
基本的に投稿しても落選だと感想って帰ってこないんですよねぇ。
コレ、正直やる気がなくなります!!
編集さんは漫画家志望にもっと感想を与えてくださいませ。
例外的にいくつかもらえたレビューを古い順に思い出して書いてみます。
昔のは忘れましたが、持ち込みも含めて。
「悪の組織お魚地獄と正義のスーツ」
小学館の大きい賞に送ってみました。
通知表のような細かい評価と、手書きによる感想を頂けました。
内容は忘れましたが、絵柄は独特だけど雑すぎって感じだった気がします。
「正義の怪人」
何に送ったのかも憶えてませんが
「話は意外と読ませるがなんか微妙」みたいな感じだった気がします
意外と読ませる、ってのだけがよく憶えてます。意外とってなにw
「ゾンビと保険と未亡人」
小学館、IKKIの漫画賞に応募。編集部員の人たちから
それぞれツイート一回分くらいのアドバイスを頂き、今まで送った賞で
一番アドバイスが丁寧でした。
少年と母の関係にフォーカスした話が見たかった、という
丁寧な長文を書いてくれた編集者さんもいて、嬉しかったです。
でも一番印象に残っているのは「説明が長い 多い」って一言だけ
乱暴に殴り書きされてた人のアドバイスで
それ以来セリフのシェイプアップに努めています。
あれはちょっとショックでしたが効果抜群でした!
「おっさん男」
編集部/関西コミティアの出張編集部で
ビッグコミックスピリッツ?の編集さんに見てもらう(うろ覚え)
ギャグなのにシリアス向けなストーリー構成になっていてちぐはぐ感がある
というアドバイスを頂きました。
まさにその通りで、わずかな時間で若干の成長を実感し
プロの編集者さんはすごいなあと思いました。
「アプリちゃん」
実験的に、何か起こるかなと思って
ガチガチの女性誌に持ち込んでみる。
結果、色々侮辱されて小馬鹿にされる。
女性誌に萌え4コマをいきなり持ち込むことが不愉快だった模様
編集さんに悪辣な態度をとられたのは後にも先にもこの時だけです。
いや、こうなる可能性も含めて実験だったので、文句は無いですw
おかげで鍛えられ、編集者さんを前にしても堂々としていられるようになりました。
普通の状態で接した編集者さんは優しいですし、アドバイスも客観的でためになります。
編集者さんは、味方なんだ!と改めて実感した出来事でした。
「アプリちゃん」
少年チャンピオンの編集部に直接持ち込みにいきました。
「わかりやすいけど、これは載せても埋もれる」っていうアドバイスでした。
そして埋もれないようにしようという意識が暴走し
あのテーヘンジャーが誕生するのです。
テーヘンジャーはどこの賞に送ったんですか?
別冊少年チャンピオン創刊記念三誌合同漫画賞みたいな名前のやつだった気がします。
よく考えたらいくらチャンピオンでも少年誌の内容ではなかった。
以下、続きを読むでジュリエッタのあとがきです。
ボツにしたグッドエンドバージョンのエンディング(下書き)も。


「○○たんは俺の嫁」とかいって
アニメキャラを一方的に消費するオタク文化に対する
風刺みたいなのをやりたくて描きました。
1個だけ言い訳させてもらいますと
スティーブン・スピルバーグのA.Iは見ないで書きました。
そしてトーンまで行ってから
ふと思いついてA.Iを観たんですが、すんごく面白かったです。
でも、見てたら見てたで、影響を受けて
あるいはキャラかぶりを避けて
ジュリエッタが全く違う作品になっていたかもしれませんので
見る前に描いてみてよかったとも思えます。
内容が病んでるような気がするのは
たぶん気のせいではないでしょう。
病んでるというか、僕はもとから病んでる人なんですが
アイマスクラスタに居た頃に書いてた、テーヘンジャーとかの場合は
結構「世間の目」とか気にしてる部分があるわけですよ。
いや、世間の常識なんかクソだぜ
っていうのが、「しゃどP」のスタンスでしたよ。
だから格好の標的として面倒ごとばかりに巻き込まれてたんですよ。
しかし
例えばテーヘンジャーもかなりパンクな漫画ですけど
あれは、「周りの目」を前提としたパンク。
恥も外聞も無いフリしてるけど、意識はしてる。
クラスの不良みたいなもんですな。
ようするに「強がり」なんですよ。
本作は、恥も外聞も全くない、信仰や社会の規則なんて知りもしない
未開のジャングルに暮らす食人族になったような
善でも悪でもない純粋な気持ちで
自分本来の作家性を解き放って執筆できました。
即売会をやめ、世間(ツイッター)との繋がりを絶ち
自分探しの旅(脳内)に行ってきたからできたことだと思います。
自分はアウトロー、隠者、社会不適格者の類であると
そういう部分をアイデンティティとして認め、自己表現していくのだ、という
自覚を持ち、一生治らない中二病に目覚めたのです。
だから、準主人公格である「博士」も、こいつ死ねば面白いって思ったらすぐ殺しましたし
作者が人間不信なのがバレる事なんかを恐れていない。
これが以前だったら、人は死なないし、ラストはハッピーエンドにしてましたし
人間不信からくる人類への憎悪は、ゾンビで世界破滅とかそういう形に変化させてました。
理想像の範囲内で、作者の印象を操作しようとしていたのです。
今はどう思われても構わないから人殺しの漫画だって平気で書けます。
まーしばらくはこんな感じで、誰に読んでもらうのかとか
気にしないで自分が読みたいと思うものを中心に自由に描きたいです。
今回、はじめて、好きなように、登場人物の破滅型悲劇を書きました。
なかなか楽しかったです。
これからは、殺したほうが面白いと思ったときには
キャラを殺すと思います。
キャラが生きるか死ぬかのシリアスな漫画をお楽しみください。
あと、絵なんですが、意識的に変えました。
クリスタのカブラペンで細い一定な線を引いて
トーン処理を丁寧にやるという感じです。
クリスタはトーン化の機能が便利なので
水彩でモノクロの陰影をつけて、トーンにしちゃう、なんていう
薄墨を再現したような処理が簡単に実装できました。
中々自分にあっていて、手間もかからず、気に入っています。
たまにシリアスすぎてキャラが面白い顔してる気がするんですが
それはもう堂々と開き直るしかないかな、と思って割りきりました。
ちなみに、この漫画は出来たてホヤホヤをアップしてます。
最近の漫画賞はウェブ公開済みOKが多いので
最新作をどんどん公開していこうと思ってます。
このほうが、モチベーションが保てて楽しいです。
今後共、よろしくお願いします。
おまけ
幻のグッドエンドバージョン
ペン入れする直前までラストシーンはこのようなグッドエンドでした。
20130713-goodend_01.jpg
20130713-goodend_02.jpg
20130713-goodend_03.jpg
反吐が出るほど生易しいグッドエンドですね。
単純に二周目をやり直す、というギャルゲー的なオチです。
僕は博士死んだほうが面白いと思ったんですが、どうでしょうか?
もしグッドエンド版のほうが良いと思う人がいたら教えて下さい。
ちなみに、ペン入れしながらシュタゲのアニメ見てたんですが
あまりにもキャラがバタバタ死んですごかったんで、これ
うちの博士も死んだらどうなるのかなって思ったんですよ。
で、書いてみたらジュリエッタ2が色々と
物語を総括するような美味しいセリフを喋ってくれたので
そのまま採用して、博士には死んでもらうことにしました。
また、こちらのグッドエンドバージョンでは、物語を結末に導くのは名無しの女の子です。
そういうのは主人公の仕事であるべきだし、それだったら主人公格である
博士とジュリエッタの気持ちや行動が結末を決めるほうがいいかなとも思った次第です。

4件のコメント

  1. 今更ですが「心ないジュリエッタ」の感想を書かせていただくためにもう一度読み返してみました。
    割と楽しく読めたのですが、やはり初見時と同様に
    ・博士とジュリエッタのどちらに主眼を置いていいのか分かりにくい
    (主題が定まらないのでストーリーとしてはまとまっているけど、ちゅうぶらりんな印象)
    という感想を抱きました。
    序盤はもっとジュリエッタに寄って描いた方が『心』を得るまでとその後の対比になると思いましたし、彼女の苦悩や葛藤が少し弱く感じました。
    もっと彼女に同情したかったです。
    また、動作終了後に博士の主観にきっちり移項する事で喪失感を煽れたんじゃないかなと。
    そして、個人的に一番気になったのが博士は果たして
    「ただ赦されたかった」のか「心から後悔して謝罪したかった」のかが見えてこなかった所です。
    逆にその両方を無意識の本音と建前として抱いていたのだとしても、
    それを再起動ジュリエッタが指摘する事で『人間』の姿をあぶり出す方向が良かったのではないかなーと思いました。
    最後に、間や遊びコマは必要なのでしょうが
    もっと無駄コマ無駄ページを減らせるのではないでしょうか。
    例えば1ページ目は単純に分かりにくいせいで、18ページ目と対比になってないように感じました。
    その他の部分でも構図を工夫したらより人物の心情描写が深まったように思えます。(22ページ目下段など
    長々と上から目線で大変恐縮ですが、次回作も本当に楽しみにしています。
    P.S 自分でも嫌になるくらい偉そうな上に冗長なのですが、
    感想はメールでお送りした方がよいのでしょうか…?

  2. 感想ありがとうございます!
    いえいえ、こういう率直なご意見がもらえるのがネット同人のいいところだなと思ってます。
    紙の同人誌の感想って、お世辞と侮辱という両極端しかなくて
    つまんないなーって思ってたんですよ。
    僕はプロ志望ですので、人の意見は全て自分なりに解釈して吸収する姿勢です。
    nanashiさんのように礼儀正しく書いていただければ
    どのような内容でも迷惑とは思わないですし、むしろありがたいです。
    感想はメールでもコメントでもお好きな方で結構です。
    どちらかといえば、コメントのほうが後から見返しやすくて便利かもしれないです。
    さて感想の感想です。
    ジュリエッタと博士、どちらが主人公なのか
    確かに今回軸がぶれてる感じがしてました。
    僕はまず、ジュリエッタみたいに都合のいい彼女がほしいと思って
    ロボットの彼女「ジュリエッタ」を考えました。
    で、自分の分身として博士を作りましたが、結局のところどっちの主観なのか、はっきりしないまま書いちゃってる部分がありますねぇ。
    博士の心理描写も尺の都合でいい加減になっている部分があると思います。
    ジュリエッタがお外でうろうろするシークエンスの分を少しくらい回してやればよかったですね。
    あるいは逆に博士はいじわるキャラに特化させてしまうか…
    A.Iを先に見てれば参考にできたかも…。
    ネーム描いてると、そういう「人が読んだ時」のバランス感覚がわからなくなるんですよね。
    次からもっと作品を俯瞰的に、読者目線に気をつけます。
    雰囲気のあるコマ割りって、結構苦手な分野なので
    僕は気がつくときちきちにセリフばっかりみたいになりがちなんですが
    ちゃんと映像的に美しいテンポをもった漫画が描けるようになりたいと思ってまして
    意識的に取り入れて練習しているところです。
    つまり演出のつもりで入れたコマが
    ツボを外してて無駄なコマになってしまっているという事なのかもしれないですねぇ。
    無駄と感じさせないものを描けるようになりたいです。
    ご感想ありがとうございました。
    今描いてるのは今月中にUPできるよう作業してます。
    がんばって完成させますね!

  3. 初コメントさせていただきます。
    個人的にはしゃどさんはいい話(どん底からの)を描く方が向いてるんじゃないかなーと思います(あくまで個人的には)。
    自分の慰めとして都合のいい美少女ロボットをつくったこと、そしてそれでは虚しさが残ること、そこに人の心を与えるも嫌われてしまうことを怖れたりする心理など共感できました。
    あと、ジュリエッタが心を得てから街の人に認めてもらうところや、それにとまどいつつよろこびを感じるところ、以前との対比なんかが好きです。
    それだけにやや乱暴なブラックな終わり方はちょっと残念でした。
    ブラックな終わり方にするなら、もっとジュリエッタの暗い感情を掘り下げたり、博士の悪い部分(バカな部分ではなく)を描かないと、何というか、納得できない感じになってしまう気がしました。
    博士的にはもうジュリエッタを失う(そして反省・後悔する)という大きな罰を受けているので、その後で殺しても衝撃はあるけどあまり意味を感じないというか(どうせならジュリエッタが強く傷ついているということが初めて明かされるのが首絞めであるなら意味と衝撃が増すかも?)。
    でも個人的には、実は「心ない」のは人間の博士の方で、ジュリエッタの喪失によってそれを取り戻すことができた(そして外の世界との関わりを取り戻す)というグッドエンドでいいんですけどねー。
    でも、グッドエンドだったものをバッドエンドにしてしまう創作のパワーは単純にすごいと思いました。それくらいいろいろ試せる姿勢を持つ人が、いろいろと発見・成長していける人なんだろうと思います。
    …なんて好き勝手上から目線ですみません。言うのとつくるのとでは別次元に難しさが違うのはわかってます。ただ何というか、感想を書きたいくらい惹かれる作品だったのです(あとはしゃどさんが率直な感想を求めているようでしたので)。
    長々と乱文失礼しました。今後も勝手に応援してますのでがんばってください!

  4. 感想ありがとうございます!
    自分で描いてると、作品を俯瞰できないんですよね。目前の状況で夢中になっちゃって全体が見えなくなるというか…こうして意見をいただけると、「あ、そうだった!」って、見えなかった事がわかるんです。
    ああああさんのコメントも、わかりやすくて勉強になりました。なんか僕はお客さんに恵まれてるなーw感想文の感想文を書いてたら長くなってしまいますので1つだけ感想を言わせてもらうと、「どん底からのいい話」は良さそうですね。今のブラックな心境でやったらどうなるのか。また今度やってみたいと思いました。お話のストックがあるので次の次の…次くらいかな?
    感想と応援ありがとうございました!

syado にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください