[アイマス紙芝居製作日記] ラフ・メイカー と関係のないスカイクロラ(ゲーム)感想文

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バカと中二病しかいない戦場で嫌味な上司と板ばさみの中間管理職、それがエースなのか?
過去作なら気分が盛り上がる無線通信がとんだ三文芝居に成り下がっている。
それに細部の作りこみが甘い!マップの数もひどく少ない!
突然目に見えない気流に押し流されて墜落?はらわたが煮えくり返るわ!
これではせっかくのTMCの爽快感が台無しだっ!
気分が悪い!私はもう帰る!!こんな不愉快なエースとスカイクロラは初めてだっ!
はい、まぁ、そんな感じで、スカイクロラ イノセン・テイセス
ハードをクリアしてみての感想です。
タクティカルマヌーバコマンド(TMC)という
敵の近くを一定時間飛行するとゲージが溜まって発動できる
必殺技のようなものから、最後は自分で微調整して機銃で撃ち落とすところは気持ち良いのですが
それ以外の部分が、いかにも量産型のWiiタイトルといった出来で
ナムコのゲームというよりバンダイの外れゲームを引いた感じですね。
特にシナリオは、ひょっとすると納期3時間とかで書いてませんか?
人が死んだり悪いやつが出てきたり、いかにも定石のネタが
機械的に積み重ねられていつつも芸術的な整合性が無いので全く感動が無い
そんなストーリィです。
細かい設定の部分などをみると少々原作への理解も足りていないようです。
恐らく、ACEチームはゲームエンジン部分以外で参加してないと思います。
また、主人公は若かりし頃の「ティーチャ」なのですが、トレイラとかをみる限り
クサナギスイト紛いのキルドレの女の子が主人公っぽいですよね。
でもその子は、途中で部隊を捨ててどっかいっちゃうんです。
ゲームの内容と宣伝をすり合わせる時間もなかったのでしょうか。
(そう感じるのはあまりにも脚本がお粗末でどのキャラにも全く感情移入できず
キャラクタ説明が成り立っていないから、結果的にそうなっただけかもしれません
そのキルドレの女の子も、「は?」っていう奇行を繰り返していたので
ひょっとするとそれで主人公並に感情移入するべきだったのかもしれません)
少しいじれば無駄な操作やロードが省けるメニュー画面の不備もいくつかありました。
とにかく全体的に作りが荒い、といわざるをえません。
もっとゆっくり時間と金をかけて作れば名作になれそうだったのに非常に残念です。
TMCで、「失速後プロペラ後流を翼に当てて素早く復帰するやつ」が
出来ちゃったりするのはすげぇ面白いんですけどね。
追い越したりすれ違ったりした敵をバヒューンと追いかけられるのは
今までのエースに無い気持ちよさ。
TMCは、これまでの無限ミサイルや支援要請の代わりとして機能してます。
このシステムを使った今後の作品に期待したいところですね。
こんな半端な物を出すのなら、システムやシリーズの将来を考えると
逆に出さないほうがマシだったのではないかと思えますが…。
そうそう、音楽はすごくよかったです。その辺はいつものACEでした。
ウェブ拍手レスのコーナー
なんでSAIだと早いんですか??
エンピツツールが筆圧最低で1pxくらいまで細くなったり
バケツツールの使い勝手が非常によいので、レイヤー分けが早くなります。
手ブレ補正なども、アニメ塗りでシャープな塗り分けをする際には結構役立ちます。
でもブラシの設定などをちゃんとやればフォトショでも早くなるかもしれません。
ゆとりの決意は世界一強いぜ
ゆとりの決意は誰にも覆せない!!
でもほっといたら三日で飽きる

2件のコメント

  1. wiiを持ってなかったのですがエースコンバットのスタッフが関わっていると聞いて気になっていたのですが、残念です。
    その上、映画の公開時期ともずれていますし…

  2. 多分これでも映画に併せた強行スケジュールで
    作ったんじゃないかと思うんですが、
    8月か9月ならまだしも、微妙なズレ方が中途半端ですよね。
    結局旬の過ぎた感じと完成度の低さだけが残ったのかもしれません。
    ほんと、部分的にはACEなんですよ。
    かっけー音楽と戦闘機無双で…
    マンネリだなんだと言われてますが
    いかにACEシリーズのラジオとシナリオが秀逸かと思い知らされましたね。

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