絵画教室で男先生が変なものをもってきていました。
なんかゲームエンドウォッチとかそれくらいの時代の、CASIO製携帯ゲーム機。自分の部屋掃除してたら出てきたんだって。先生の部屋相当わけわかんねーな。
MADE IN JAPAN、1982年。この時代の電子機器といえば日本製だったんだなぁ。物心付いた頃既にゲームボーイがあったのでこのような骨董品には非常に感慨深いものがあります。
電池が残っていたのでちょっと遊ばせてもらえました。
ゲーム内容は、現代のゲームからするとちょっとややこしい。液晶には予め電卓の数字のごとく黒くなる部分が決まっており、そこが順々に付いたり消えたりして敵(UFO)の移動を表現しています。それに応じて左側のアナログスティック(!?)を操作して液晶画面中央のガンサイトにUFOをもっていき、右側のFIREボタンでレーザー発射。UFO撃墜。UFOは何か悪い事したのかな。雰囲気的に多分してないと思う。宇宙人虐殺ゲー。CASIOは20年前からGTAを先取りしていたということだったんだよ!
これをプレイしていると…現代の我々がいかに恵まれているのか身を持って知る事となりました。まるで戦後食糧難だった時代にタイムスリップしたかのような気分。B29が~サツマイモが~とか言うのよりこういうのを1時間強制プレイさせたほうが飽食の時代を生きる現代の子供達には良い教育になるんじゃないのか?