日々繰り返されるイラスト上達法の議論。
模写、デッサン、自作絵、トレースなど様々な上達法が議論されていますが
それらの議論は実り無く空中分解することがほとんどです。
今日は何故そのような悲惨な出来事が起こるのか
ちょっとまじめに考えてみる事にしました。
考えられる7つの原因
※1.絵描きは絵を描くことに特化しているため、
文章によるコミュニケーション能力が低い。
残念ながらこれが一番の原因であろう。また、普段イラストによる
コミュニケーションで評価を得ている分
絵描きは自らの主義主張に妙な自信があり、
加えて観念的な表現を多用する場合も多く話がこじれやすい。
文系理系で言えばスーパー文系である絵描きならではの原因である。
※2.まだ上手くなってないのに「手ごたえ」だけで語るやつがいる。
特に思春期にある中高生絵師にその傾向がある。
これは過去の自分自身もそうでした。問題外。
※3.どんな上達法にも絶対混ざってる上手い「例外」の存在
非常にみょうちくりんなあるある大辞典レベルの練習方法であったとしても
「でも○○はこれで上手くなったらしいぞ」と言われれば誰も反論できない。
※4.議論の当事者のほとんどが地獄の亡者と化している
絵が上手くなりたい一心なので冷静さなど期待できない。
自分のやり方こそが正しく、他のやり方は間違っている。
何故ならそうでなければ自分は将来上手くなれないという
最悪の結末が待っているからだ。残念ながら地獄の亡者たちは
相手の意見に耳を傾けるようにできていない。
※5.腕の良い絵師による意見の欠落
かなり致命的な部分。
本当に腕の良い絵師はイラスト上達法なんて見ない。
また、その手の輩に関わると面倒なので関わらない。(※4参照)
その結果、意見は机上の空論ばかりになる。
※6.「上手いやつは何やっても結局上手くなるんじゃないか」という才能論
※7.「毎日描いてれば嫌でも上手くなるんじゃないか」という根性論
どれだけ各々考えを述べたところで
最終的に(もし結論すれば)このどちらかとなる事は歴史が証明している。
ちなみに俺は、絵を描き始めて1年ほどで
2ch同人ノウハウの上達法議論スレなどは
不毛なので見ない事にしました。
本当に必死だったので1年間は藁にもすがる思いで見てましたねぇ。
自分でイメージした動物を描いて
他人が「ああ、道産子だね!」って細かい部分まで分かってくれるような絵を描けたら
すばらしいことだと思います。はい。
何を基準に上達したと言えるのだろうか。
上達したっていう確かな証明はとてもむずかしいが、他人に認めてもらえるというわかりやすい褒賞が一番ってことかもしれんな。
>ぼろ
はい
>L
哲学的な提案だな