本日のデッサン教室終了のお知らせ

7月いっぱい休んでから8月に1ヶ月通い
それから今後の進退を決めるつもりだった絵画教室ですが
7月休んだ時点で、自分の絵が好きに描ける環境が
すごく楽しいことがわかったので、やはり卒業することにしました。

2年4ヶ月通っていた教室を辞めるのはやはり寂しさを感じます。
俺は根っからの学校嫌いの教師嫌いで、「学ぼう」という目的で通った
「学校」はこの教室が初めてだったかもしれません。
小学校は普通に通って卒業したものの、中学校は
「こんなんで卒業証書もらえんの？」みたいなくらい不登校児でしたし。
比較的、やりたいようにやらせてくれ、先生もやさしい
この絵画教室だからこそ、今まで続いたのだと思います。
前にも書きましたが、絵画教室のモチベーションの根拠はやはり
“絶望的状況”を好転させる可能性があるから、だったと思います。
以前は「絵を描いて何かをやりたい」、と思っても
画力が絶望的に無かったため思ったように出来ず、本当に苦しかったです。
わざと王道を外そうとするヒネた性格も災いして、単なるヘタレ絵に留まらない
何をやっても酷い状態でした。
その絶望的状況を打破するための絵画教室だったのですが
最近は、超上手いって程じゃないにしろ
「頭にあるイメージが作品にできない」という段階はクリアし
「頭に良いイメージが浮かばない」という
絵描きとして当たり前といえば当たり前の事を
悩める段階にきているように思います。
勿論理想的な絵にはまだ全然足りないと感じてますが
一応今のクオリティで描ければ、創作活動を続ける上ではセーフです。
（あ、でも、女の子以外もちゃんと描けるようにならないと。
まぁ、これはマンガ絵のレパートリーの問題ですから教室は多分無関係ですね。)
ここまで描ければもう無理をする事はない。
家で自分の描きたい物を、好きなように描きたい。
むしろそのほうがストレスが無くて創作活動が活発になって
上達速度も速くなるかも、というか、実際なってると思います。
教室で書くと3時間で死亡ですが家だと4時間以上はいけます。
逆に、絵画教室でペース崩れるのが負担です。
というわけで、本日のデッサン教室のコーナーはこれにて終了です。
絵画教室から帰ると疲れと通勤ストレスでイライラしてしまい
どうにもささくれだった内容が多かった事を、この場を借りてお詫びします。
今までご愛読ありがとうございました。あ、追放者の祭は続きます。
ちなみにうちのお婆さんは俺が辞めるって言ったら
自分が辞めやすくなるからか嬉しそうでした。あの戦後派め！
トータルリザルト（適当
鉛筆デッサン29枚（３～４日で一枚）
不透明水彩29枚（1～2日で一枚）
透明水彩15枚（1日で一枚）
その他スケッチ13枚（初期、受験生の人物スケッチに便乗して10分一枚とか）
一日の授業時間はだいたい三時間半くらいです。
絵画教室で得たと思われるものまとめ
デッサンと水彩で色彩感覚(絵画的な)
デッサンで、見たまま描くデッサン力
タッチをいかす画材の使い方（＝ペインターの使い方）
知らない人との対話スキル
アナログの画材を使ってみるというのは
デジタルで絵を描く上でも、何か役に立つヒントを得る機会に
なるかもしれません。