闘病日記

前回までのあらすじ
はなくそほじくり過ぎて鼻血止まらなくなってぶっ倒れて病院いって入院した。
ええ、久しぶりに見ましたね。病室。ドラマは嫌いだからナースのお仕事なんか見ないし、自分のばあさんが扁桃腺の手術で入院しても難癖をつけて見舞いに行かない、病室とは縁もゆかりも無いヒキコモリが4人部屋の病室に今、降臨しました。
なにやら早くも目がうつろ、天井を見上げ、口を大きく開いてハァハァと息を荒げ、朦朧としています。
いや、別に脳の病気とかじゃなくてね。
鼻の奥の奥までガーゼを突っ込まれてるから鼻で息できないんです。一応片方はあいてるけど、ちょっと鼻水がたまりぎみ。しかし気道確保のために少しでも鼻をかもう物なら隣のガーゼが鼻腔を刺激、クシャミが出ちゃって鼻水がガーゼを伝ってダラダラと流れ出てしまう惨めな有様に発展するのです。
で、仕方ないから口で息するじゃない。そうすると喉が痛くなるし、口の中が、なんか”かさぶた”が自然に剥がれた直後みたいな、粘膜が乾いたような変な状態になっちゃうわけですよ。ベロが乾ききった時のあの妙な『食感』は最悪。
しかも耳鼻科の病棟だから、隣近所のオッサンとかジイサンのイビキがうるせえんです。どいつもこいつも鼻に疾患があるんですよ。まぁ、同じ病室で50、60のじいさんが二人も鼻血で入院してたのには笑った。
で、もう、眠れないわけですよ。必死で寝たけど。しかもやることないししんどいから15時間くらい。しかも強制口呼吸。
つうかね、入院したての当初は、ネットもなくゲームもないから『たくさん絵が描けて上達のチャンスかもな』とか考えてたんですけど、貧血で頭が回らなくてぜんぜん描けませんでした。入院中のほとんどは騒ぎに紛れて親に買ってもらったDSのきみ死ねやったりよつばと!読んだりしてだらだらとすごしました。
まぁでも、何を描くにしてもモデルにするモンがなくて何も見れなかったんで、ゼロから描く力はちょっとアップ。
そして一夜明けて、だいぶ楽になり…と思いきや
起床後しばらくして点滴が始まった後、また気持ち悪くなりました。
後から分かったんですけど、どうやら『血止め』と称して点滴されてたオレンジの液体が気分を悪くさせる効能があったようです。だいぶ元気になってた3日目でも点滴の後はなんかもう死にそうでした。一体何を打たれていたのやら恐ろしくて仕方ありません。みんなも鼻血で入院したときは、オレンジの点滴には気をつけるんだ!
ピピピ
ピピピ
こちらスネーク。突然だが、大佐。
性欲をもてあます(看護婦さんに)
いや~もうね、普段は三次女なんかアウトオブ眼中なぼくですけどね。数日間オナニーを禁止され、血液不足で死の影を感知した体が繁殖を求めてくるとね。がらにもなく欲情ですよ。看護婦のおねーさんに。
それがさァ~担当の子がまたさァ~若くてちょっとかわいいワケよ。俺の”世話係り”の看護婦サンがさァ。外来でバリバリ働いてるのはオバサンばっかだけど、入院患者の世話とかやってる下級戦士みたいなナースは若くて可愛い子いるね。
そんな看護婦さんにお着替えとか手伝ってもらっちゃったよ。ごめんね。カーテンで仕切られた閉鎖空間で美人看護婦と二人きり、俺だけ半裸。あの時は普通に勃起してたよ。
採血のときとかも、勝手にこういう”SMプレイ”なんだと脳内設定してすごく楽しんでましたよ。
いやでもわるくねえな、採血プレイ。
あの血をゆっくり抜かれていくイヤ~な時間が、工夫一つで
『ああ…もう…だめ…そんなに奥まで…ひっ…いっぱいでてるっ…ぼくの…精気…ぜんぶ吸われちゃう…っ』
ですよ。
いつかアニメキャラの彼女ができたら死ぬまでやってもらおうかと思う。
すいませんねェお嬢さん。見かけによらず変態なんですよこの鼻血ボーイ。普段から効率よくオナニーを楽しむためにローテーション組んで寸止めオナニーを繰り返したりしてるんですよ。
そして…有り余る性衝動は、『夜間隠密潜入ミッション』の発令を招くのであった。
次回、深夜の病棟ステルスアクション編
お楽しみに!
続く

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