2015年 07月 30日

(落書き漫画)さすらい天狗道(45P)



外道系仏教ヒーロー、テングさんの活躍する時代劇です。単眼娘もでるよ

この作品は結構最近のものですね。まこ姉の直後、7月前半くらいに書いてました。
3月頃からずっとギャグ漫画のネーム描いてて、どうもそれが振るわなかったので
いっぺん思い切ってシリアスに全振りしたろ!って思って書いた企画です。

で、今回も没ったんですけど、まあしょうがないですね。
シリアスというかそれ以前の問題としてテーマがかなり趣味に走っちゃって(笑)
でも、結構技術的には手堅い作りのモノができましたし、習作としてはよかった気がしてます。

この作品でまずいちばん書きたかったのが、
「いじめられている単眼娘がいい子なんだけど無意識に敵を憎んでいて呪いが発現する」
っていう部分です。
過去作・妖護学級ハヴリダのステラっていう単眼娘ちゃんがいたんですが
その子のストーリーをちゃんと書けていないままになっているという後悔があり
このたびほぼ同じキャライメージで舞台設定を変えて作品にしてみました。

主人公のテングさんは結構後付感あります。
最初、「旅の男が単眼娘を救う」くらいのイメージだったところへ
時代劇という背景、天狗というアイデア、さらに仏教哲学などで肉付けしてみました。
天狗道の元ネタ?の密教とか全然知らないですけど、仏教をアレンジして魑魅魍魎退治をこなすキャラ
っていうモチーフで好きなようにやってみました。

仏教を実践するヒーローっていうのは、実はすごいむずかしくて
例えば如来に代わって悪を討つ!!みたいなパニッシャー系ならよくあるんですけども
それは別に仏教じゃなくてもキリスト教とかでもよくて
僕が書きたかった仏教ヒーローは、敵を赦してみんなを幸福にするお釈迦様みたいな
穏やかな性格のキャラが理想だったんですね。

ところが史実のお釈迦様は暴力はもちろん、説法とかもあんまり自分からしないタイプの人なんで
座禅して黙々と一人で考えこんでるだけ…みたいなキャラになってしまいがちでした。
天狗ってことにしてしまえば仏教哲学の概念を盛り込みつつ妖怪退治ができる!というのは結構な発見でした。

あと、男性主人公でこういうヒーローっぽいのは初めてじゃないでしょうか。
テングさんのキャラは他の漫画でも使い回していけそうだな、と思いました。
このように結果は出ませんでしたけど、色々勉強になった一本でした。

没った没ったと落ち込んでいても悲しいので
これからも没ネームをどんどん公開していけたらなーと思います。
しゃど地蔵でした。

2015年 07月 22日

(落書き漫画)「あなたを勇者にしてあげる」(45P)



ボツネームシリーズ第二弾

定番の勇者ネタですが、本作では勇者をマネージメントする職業として
勇者コーディネイターというキャラクターを考えてみました。
ゲームのキャラでいったら勇者の育成をしたり、指示を出したり
攻略情報を仕入れてきたり、「プレイヤー」みたいな立ち位置ですね。
RPG風漫画で、主人公がプレイヤーというのは意外と無かった視点ではないでしょうか?

ちなみにこれ4月ぐらいにみてもらってボツったやつで、
当時は結構おもしろいのになーって自分では思ってたんですが
今にして冷静になって読むと担当さんの
「職業を紹介してるだけで盛り上がってないなぁ。あとネイターじゃなくてネーターじゃない?」
という感想がめちゃくちゃ的を得ていたことがよくわかりました。
どうも漫画を書いていると、作品世界の枠組み、キャラといった諸要素を構築した時点で
ある程度満足してしまうせいでしょうか?
「そのキャラで何をやったら読んでて面白いのか」
という肝心の部分がおざなりになっているのでは…?と思うことがよくあります。

まともな形にするだけでもうかなり力尽きているというか。
キャラ立てながら世界作りながら面白い事をするっていうのが難しいんですかねぇ。
色々がんばろーと思います。

2015年 07月 01日

(落書き漫画)ゲーム廃神まこ姉(36P)



ニートでゲーム廃神の干物女まこ姉と、その従姉弟で
小学生ゲーマーのリクトくんが、リアルな仮想空間でクソゲーに振り回されるギャグ漫画です。

いわゆるボツネームっていうやつですね。
実はそういうネームがもう150ページくらい溜まってるので、ちょこちょこ上げていこうと思います。
といっても、たたき台にしたら面白くなったりするかなあという作品もあったりして
全部を公開するわけにはいかないので、たまに上げるかもという感じです。

ゲーム廃神まこ姉は、担当編集さんからの返事を待っている間
行けるのかな~ダメなのかな~どうなんだろうな~と(結局ダメなんだけど)
気持ちがふわふわしてしまってガッツリ創作活動に打ち込めず
なんだかんだでゲームしている時間がいつもより伸びて生活が
退廃的な感じになってきたので、じゃあその雰囲気を漫画にしてみるか…と
描いてみた作品です。

僕自身、こないだまで小学生だった従兄弟とよく遊んだりしていたので
その時の経験を参考にしつつ、自分が童貞小学生になって
処女こじらせたダメな姉と仲良くゲームしてみたい…という願望を叶える気持ちでかきました。

ここ数ヶ月、読み切り掲載を目指しつつ、連載向けにも発展できるネームというのを描いているのですが
普通に同人や新人賞向けの短編を好きなように描いていた頃よりずっと難しいと感じます。

連載向きの作品というのはただ面白いだけじゃなくて
・「お話が続き物として継続可能」
・「読者がお金を払ってくれる」
ってことなんですが
そういうジャンルは既存のプロの競合作品が多く、実験的なアイデア一つで
そこそこ面白いのが描ける事もある同人作品とは要求スペックが段違いです。
生存競争に勝ち抜かねばなりませんし、お金を払う読者がいない方向性の作品にはそもそも商業的価値がありません。
商業媒体に「ありがち」な新連載がでてきては「絶対打ち切られるわww」って言われて
実際、玉砕したりをしていますけど、ああいうのは売れる路線の範囲内で
面白いものを描こうとして上手くいかなかった、という感じなのでしょう。

「商業作品」をちゃんと描くのって、思ったより大変です…。
ルーキー賞もらって恵みの雨に浮かれていた気持ちはどこへやら、
商業の壁に張り付いて梅雨時のミミズのように干からびております。

そんな今日このごろを過ごすしゃど地蔵でした。